このほど開催された「星野リゾート オンラインプレス発表会 2026春」。今回も驚くほど多数の新規開業施設や新しい取り組みが発表されたが、注目はコスパ旅が叶う新施設&海外施設。物価高でも旅をしたくなるような「BEB5門司港」や「リゾナーレグアム」をピックアップして紹介しよう。
4年ぶりの「BEB」が開業 - 全室「海峡ビュー」の絶景ホテル
星野リゾートは「世界で通用するホテル運営会社」をビジョンに掲げ、ラグジュアリーな「星のや」から新感覚のシティホテル「OMO」などさまざまなブランドを展開している。2026年は「界 草津」、「界 宮島」、「界 蔵王」が新規開業、「界 松本」が全館リニューアルオープン、2027年は「界 嬉野」が新規開業と、温泉旅館ブランド「界」の開業が続く予定。2030年までには、「界」だけで全国30施設の展開を目指しているという。
そして2026年7月24日に開業が決定したのが、福岡県北九州市の「BEB5門司港 by 星野リゾート」。「BEB(ベブ)」は「居酒屋以上 旅未満 みんなでルーズに過ごすホテル」をコンセプトにしており、2022年の「BEB5沖縄瀬良垣」以来4年ぶりの開業となる。
ターゲットは、若い世代。1泊6,600円~(2名1室利用時 1名あたり、食事別)で宿泊でき、ブランドの象徴である24時間営業のパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」でくつろぎながら、仲間と一緒に同じ時間を過ごせるのが特徴だ。
コンセプトは「トキメキ海峡ステイ」で、手に届く価格にもかかわらず、全室「海峡ビュー」という贅沢。美しい関門海峡をプライベートな空間からゆったりと望む、絶景ホテルとなっている。さらに、最上階には大浴場も。BEBには「29 歳以下エコひいきプラン」という若い世代の旅を応援するプランがあり、365日いつでも1泊1室1万6,500円(食事別)。繁忙期でも、3人で泊まると、かなり割安で泊まることができる。
近くて、お得 - 日本人でも行きやすい海外ビーチリゾート「グアム」
円安や物価高など、さまざまな要因で海外旅行離れが進んでいる昨今。そのような中でも「近い」「お得」「遠浅の天然ビーチがある」として星野リゾートがおすすめする旅先が「グアム」だ。日本から約3時間半で近い上に、航空券やホテルはハワイよりもリーズナブルにおさえられるという。ちなみにハワイは渡航手続きとしてESTA料金が$40(約6,380円)必要だが、グアムのG-CNMI ETAは無料。もちろん、海外旅行なので予算はある程度必要となるが、人気リゾートの定番であるハワイと比べると、リーズナブルに海外ならではの非日常感を楽しめる。
星野リゾートはグアムで「リゾナーレグアム」を運営しており、2026年10月にはグアム初となる「ビーチクラブ」が誕生予定。海辺で心地よい音楽と夕陽に包まれながら、お酒を片手にゆっくりとした時を過ごすことができるという。宿泊料金は1泊$240〜(4名1室利用時、朝食・ウォーターパーク入場料込)で、家族旅行にもぴったりだ。
より、気軽に予約ができるシステムに - 「FleBOL」導入
全ブランド共通で、星野リゾートにお得に泊まるコツが「公式サイト」で予約すること。星野リゾートは公式サイト予約が最もお得であることを約束する「ベストレート保証」を宣言している。
また、公式サイトの利便性を高めることは、星野リゾート代表の星野佳路氏が「10年越しの夢」と語る、肝入りのプロジェクト。星野リゾートは宿泊予約システム「FleBOL(フレボル)-Flexible Booking On Line-」を開発し、2025年10月より「界」全施設とLUCY尾瀬鳩待に一部機能の導入を開始している。
これは従来のシステムでは「人数を変更したい」「日時を変えたい」となると、一度キャンセル手続きをした上で、再度予約が必要となるケースが多く、宿泊者が気軽に予約ができない、という旅行業界の課題が背景にある。「FleBOL」導入開始後は、星野リゾート公式サイトにて予約した場合、WEB上でチェックイン当日午前9時まで「人数・部屋タイプ・宿泊プラン・日程」の変更が可能となった。
現在は現場のオペレーションとも調整しながら、「食事の変更機能」を開発中。たとえば3泊中、1・2日目は夕食あり、3日目は夕食なし、ということが気軽にできるようになることを目指しているという。
星野代表「泊まる前段階の予約システムに、我々の業界はまだまだ改善の余地があります。今まで汎用性のあるシステムを我々も使用していましたが、自社のシステム基盤の変更に踏み込みました。現在はまだ少ししかサービス内容は進化していませんが、今後拡大していきたいと思います」
開業ラッシュに、リニューアルーー全国各地、そして世界で走り続ける「星野リゾート」。今回はコスパ旅をピックアップしたが、もちろん6月25日に開業する「星のや奈良監獄」など、ラグジュアリーな施設も見逃せない。「今年は『BEB』でリーズナブルに旅をしよう」「記念日だから、『星のや』でちょっと贅沢に」など、あらゆるニーズに応えてくれるだろう。どの施設にも共通して言えることは、「早めの予約がお得」。2026年は新しい星野リゾートの施設で、お得な旅を計画してみては。





