「カラダ動かす、ジブン追い越す。」のキャッチコピーで知られるプロテインヨーグルト「OIKOS(オイコス)」。私の中では、ダイエットや筋トレなど、ストイックに体づくりをする人のための「ヘルシーな食べ物」というイメージがありました。

ところが、アメリカのスーパーで見つけたオイコスは、「チョコ」や「プレッツェル」をトッピングして食べるという、驚きの姿に変貌していたのです⋯⋯!

そこで今回は、日本で売られているものとは一味違った、アメリカ版オイコスのラインナップをレポートします。

  • もはやスイーツ?  ザクザクのチョコや塩プレッツェルを豪快に混ぜていただく、アメリカ版オイコス

    もはやスイーツ? ザクザクのチョコや塩プレッツェルを豪快に混ぜていただく、アメリカ版オイコス

プロテインのインフレが止まらない、アメリカ版オイコス

スーパーで見つけて「これは試さねば……!」と購入したオイコスたちがこちら。

  •  アメリカで購入したオイコスのラインナップ

    アメリカで購入したオイコスのラインナップ

上から、トッピングを自分で投入する「OIKOS REMIX」、砂糖・人工甘味料ゼロの「OIKOS TRIPLE ZERO」、よりプロテイン量が多い「OIKOS PRO」、そしてドリンクタイプの「PROTEIN SHAKES」。

日本で売られているオイコスのプロテイン量は、ヨーグルトタイプなら10g〜18g、ドリンクタイプでも25gが最高値。あらゆるカテゴリーで日本のスペックを一段階上回る、プロテイン・インフレを観測しました。

ではまずはじめに、アメリカらしさが凝縮された、トッピングシリーズから深掘りしていきます。

ヨーグルトにチョコレート!? 禁断のトッピングスタイル

アメリカのオイコス売り場で真っ先に目に飛び込んできたのが、「OIKOS REMIX」シリーズ。

  •  左:キャラメルプレッツェル 右:スモア

    左:キャラメルプレッツェル 右:スモア

ヘルシーなはずのオイコスに、スモアやキャラメルをぶち込むという、いかにもアメリカらしい発想(?)に驚きつつ、さっそく試してみました。

ハイカロリーお菓子のイメージのあるスモア。意外すぎるその正体

まずは、キャンプの定番スイーツ「スモア味」から。蓋を開けると、グラハムクッキーにダークチョコレート、そして小粒のマシュマロがぎっしり詰まっています。

  •   パッケージの片隅に「主役級」のトッピングが鎮座

    パッケージの片隅に「主役級」のトッピングが鎮座

アメリカのヨーグルトでは定番の、容器をパキッと折り曲げて投入するスタイル。私もひと思いにトッピングをダイブさせてみました。

  •  躊躇なく一気に投入! 期待と不安が入り混じります

    躊躇なく一気に投入! 期待と不安が入り混じります

  • ヘルシーなイメージのオイコスが、一瞬でジャンクな装いに大変身

    ヘルシーなイメージのオイコスが、一瞬でジャンクな装いに大変身

さっそく一口運ぶと……「ザクザク……。あれ? 意外と甘くない!」

想像していたベタ甘な味とは裏腹に、ベースのヨーグルトは一切の甘みがない無糖プレーン。そこにダークチョコのほろ苦さと、クッキーの香ばしさが絶妙に重なります。時折、マシュマロが舌の上でシュワっと溶けて、優しい甘さが追いかけてくる感覚。

見た目は完全に「ご褒美スイーツ」なのに、口の中は「ヘルシー! 」と驚いていました。それもそのはず、プロテインはしっかり11g摂れるのに、1カップ120kcalと案外控えめ!

  • 120kcalという数字が信じられないほどの満足感

    120kcalという数字が信じられないほどの満足感

ヘルシーな食べ物もジャンキーにしたい、ヘルシーなものを食べたいけどハイカロリーな味も求めたい、というアメリカらしい葛藤が感じられます。

甘じょっぱさの誘惑「ソルトキャラメルプレッツェル」

続いては、ソルトキャラメル味。こちらには小粒のプレッツェルとチョコ、砂糖とバターを溶かしたバタートフィーがセットされています。

  • バタートフィーとは、砂糖とバターを溶かして固めたもの。いかにもハイカロリーな代物ですが、お味やいかに⋯⋯

    バタートフィーとは、砂糖とバターを溶かして固めたもの。いかにもハイカロリーな代物ですが、お味やいかに⋯⋯

  • ソルトキャラメル風味のヨーグルトに、トッピングが合流

    ソルトキャラメル風味のヨーグルトに、トッピングが合流

一口食べると、プレッツェルのガツンとした塩気が真っ先にやってきます。

  • アイスクリームを食べているかのような、背徳感あふれるルックス。

    アイスクリームを食べているかのような、背徳感あふれるルックス。

ソルトキャラメル風味といっても甘ったるさは皆無で、むしろストイックな後味。そこにバタートフィーのほのかな甘さとチョコが混ざり合い、絶妙な味わいに。

こちらも120kcalという低カロリーながら、食べ応えは抜群。日本で主流の「フルーツソースでさっぱり」いただくのも大好きですが、このガッツリとした満足感は、一度知るとクセになりそうです。

……ここでふと、日本のオイコスの成分表が気になり、調べてみました。日本で主流のフルーツソースタイプは、1カップ90kcal以下。「マシュマロやチョコを投入してるのに低カロリー!」と喜んでいましたが、やはり本気でストイックなのは日本版の方だったようです。(笑)

とはいえ、このガッツリとした満足感で120kcalに抑えてくれるアメリカ版の企業努力には脱帽です。

食べるというより「摂取」!? 数値がインフレしていくプロ仕様モデル

トッピングの遊び心を楽しめるシリーズがある一方で、さらにストイックな「ガチ勢向け」も常設されています。

  • プロテイン15gと20gのオイコス

    プロテイン15gと20gのオイコス

それが、このプロテイン15g、20gのシリーズ。驚いたのは、そのラインナップの豊富さです。日本ではプロテイン13gや18gの商品は「プレーン(無糖・加糖)」のみの展開ですが、アメリカ版は違いました。

なんと15gシリーズで9種類、20gシリーズでも7種類ものフレーバーが常設されているんです。プロ向けのシリーズになっても「選べる楽しさ」を捨てないあたりに、アメリカでのプロテイン人気の高まりを実感しました。

  • 左:15gのオイコス 右:20gのオイコス

    左:15gのオイコス 右:20gのオイコス

開けてみると、スプーンが直立しそうなほど「もったり」と重厚。面白いことに、15gの方が喉を通りにくいほど濃厚で、20gの方がクリーミーでとろけるような口当たりでした。これはもはやヨーグルトというより、トレーニング後の「栄養補給」という言葉がぴったり。

ちなみに、アメリカのスーパーでは、巨大なパイントサイズも販売されています。

  • まるでアイスクリームのような大容量サイズ

    まるでアイスクリームのような大容量サイズ

究極の効率主義? 1本で30gを流し込むプロテインドリンク

そして、今回のラインナップで最大の衝撃だったのが、こちらのドリンクタイプ。なんと1本でプロテイン30gを摂取できます。

  • 見た目はスタイリッシュですが、中身はモンスター級

    見た目はスタイリッシュですが、中身はモンスター級

砂糖1g、人工甘味料不使用、さらに食物繊維5g配合という、隙のないスペック。

  • 蓋を開けてみるとこんな感じ

    蓋を開けてみるとこんな感じ

  • チョコレートシェイクを彷彿とさせる、とろみのある質感

    チョコレートシェイクを彷彿とさせる、とろみのある質感

飲んでみると、高タンパクドリンク特有の「ドロッとしていて、喉に引っかかる感じ」がほとんどありません。チョコレートの風味も上品で、さらりと喉を通ります。

……とはいえ、一度に30g。飲み進めるうちに「今、私は猛烈にタンパク質を摂っている……!」という実感が押し寄せ、最後の方は気合で飲み干す形に。(笑)

日米オイコス、それぞれの違い、それぞれの良さ

日本とアメリカのオイコスを比べてみて、同じブランドでも国が変わればこんなに個性が違うんだ! と驚きの連続でした。

素材のシンプルさと低カロリーを突き詰める日本のオイコス。対して、トッピングや豊富なフレーバーで「食べる楽しさ」をプラスしてくるアメリカのオイコス。どちらが良い悪いではなく、それぞれの国に合った商品になっている点が非常に面白いと感じました。

もしアメリカのスーパーに行く機会があれば、ぜひ「アメリカ版オイコス」を味わってみてくださいね!