「マイクの拾い方でテレビのウケは変わってくる」お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が語った収録現場とオンエアの“ズレ”とは――。
「現場で観てる人とテレビで観てる人のズレは絶対にある」
3月26日深夜に放送されたニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)では、お笑い賞レースやネタ番組の話題に。岡村は、「我々も全然知らなかった」「教えてもろうて、なるほどなと思った」と前置きしながら、「テレビのメカニズムといいますか。現場で観てる人と、テレビで観てる人のズレって絶対にある」と吐露。収録現場の場合、「漫才はセンターマイクで済むから。お客さんの笑いが拾いづらい」そうで、「動き回る漫才する人もいますよね? センターマイクから外れると、(床の)フットマイクかガンマイクで拾わなあかん。そうなったとき、お客さんの笑い声が拾いやすい」という。そのため、漫才のスタイルによって、「現場とテレビのズレが生じてくる」と話した。
漫才には、観客の“笑い声”を拾いやすいネタと拾いにくいネタがあり、岡村は、「テレビで観てる人は、ウケてるやん! ってなるけど、それは現場の笑いと違うんですよ。笑い声を拾ってるテレビはちょっと違う。現場にいる空間とは、また全然違う空間のものがみなさんに届いてる」と説明。続けて、「お笑いの大会も、テレビを通すとやっぱ違う。“こっちのほうがウケてた”とか、“こっちが優勝ちゃうん? ”と思ったりするのは、そういうズレが出てきて論争になるんやと思う」と指摘。テレビの視聴者は、観客の“笑い声”の大きさで、ウケているかウケていないかを判断してしまうといい、「笑い声が拾いきれなくても、現場ではウケてんねん。マイクの拾い方で、テレビのウケは変わってくる」と分析した。
これには、相方の矢部浩之も、「テレビ観てたら、自分が面白いと思った芸人が、あんまウケてないなぁって思うこともある」と共感。岡村は、「テレビ観てる人が、“なんかお客さん重くなかったですか?”って。それは、お客さんの笑いをそんなに拾ってないから。でも、現場はそんなに重くない」「逆に、現場はすごく重いのに、テレビで観たら、意外となんか楽しそう。ウケてんなって」と収録現場とテレビの“ズレ”をたびたび感じている様子。「思ってた人と違う人が優勝する」理由として、「テレビ観てる人は、現場とは違うから。現場のウケとは違うように放送されてるから。そんな大きくは変わらへんけど、やっぱり印象が変わる」「ウケてる人を観たら、この人面白いって思うもんやから」と語って締めくくっていた。
【編集部MEMO】
ナインティナインがパーソナリティを務め、ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで生放送中のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』。スペシャルウィークではゲストを招いてトークを繰り広げるほか、様々な企画も用意している。
