JR北海道は19日、旭川方面の特急「ライラック」「カムイ」「宗谷」「サロベツ」「オホーツク」について、2026年春から全車指定席化すると発表した。これをもって、北海道内を走るすべての特急列車が全車指定席になるとのこと。
同社は2024年3月のダイヤ改正で、函館~札幌間の特急「北斗」、室蘭~札幌間の特急「すずらん」、札幌~帯広間の特急「とかち」、札幌~釧路間の特急「おおぞら」を全車指定席化。2025年3月のダイヤ改正で、旭川~網走間の特急列車だった「大雪」を快速列車化(特別快速として運転)した。札幌~旭川間の特急「ライラック」「カムイ」、札幌・旭川~稚内間の特急「宗谷」「サロベツ」、札幌~網走間の特急「オホーツク」は現在も自由席を設定しているが、自由席を中心に混雑する状況が続いていたという。
2026年春以降、特急「ライラック」(6両編成)の5・6号車、特急「カムイ」(5両編成)の1・2号車、特急「宗谷」「サロベツ」(4両編成)の4号車、特急「オホーツク」(3両編成)の3号車を現行の自由席から指定席に変更。繁忙期等に増結する車両も含め、全車指定席とする。これらの列車に加え、臨時特急列車も全車指定席で運転する。
特急列車の全車指定席化に関して、「早くからホームでお並びいただく不便さ」「始発駅に近い方が座れるという不公平感」などを軽減するとともに、「着席機会を高め、安心で快適な列車を提供するため」とJR北海道は説明。指定席での車内改札を省略していることから、車内でゆっくり過ごせることも利点のひとつに挙げている。
