歌手で俳優の木村拓哉が、16日に放送されるテレビ朝日『有働Times』(毎週日曜20:56~)に出演する。

  • 『有働Times』 =テレビ朝日提供

    『有働Times』 =テレビ朝日提供

同番組は、“日曜のよる、視聴者をもてなす”というコンセプトのもと、NHK『あさイチ』や日本テレビ『news zero』などニュース・情報ワイドの第一線で活躍してきた有働由美子がMCを務めるニュース・情報番組。

16日は、それぞれの世界で功績を残した人物や、第一線で活躍中のスターに有働キャスターがじっくりインタビューする特別企画「レジェンド&スター」を放送。黒柳徹子らに続く第8弾のゲストとして、デビューから30年超、常に第一線を走り続けてきたトップスター・木村が出演する。

有働キャスターがまず迫ったのは、“俳優・木村拓哉”。1991年にデビューした木村は、フジテレビのドラマ『あすなろ白書』(93)で大ブレークする。以降、ヒットドラマを連発するが、実は自身の俳優としての原点はまだデビューすらしていなかった1989年、17歳のときに参加した、蜷川幸雄さん演出の舞台『盲導犬』にあると明かす。

やがて“美容師”や“検事”など“職業モノ”を演じる機会が増えたが、心がけていたのは本職の方々に失礼にならないようにという思いだという。だからこそ、“あの作品を見て、今の仕事に就きました”という声を聞くのがこの上ない喜びだったと、俳優という仕事の醍醐味を語る。

そんな木村の最新作は、映画『TOKYOタクシー』(11月21日公開)。『武士の一分』(06)以来19年ぶりの出演となる名匠・山田洋次監督作品で、木村はしがないタクシードライバー役を演じる。

山田監督からのオファーに出演を即決したという木村。同作で演じたタクシー運転手・宇佐美浩二は体力的にも精神的にも厳しい現実に直面している役だったため、自分の中の“キラキラ”や“ワクワク”をそぎ落としていくような役作りが必要だったといい、「物語は“低温”からはじまりますが、倍賞千恵子さん演じるすみれとの時間を通じて、最後には心地よく、芯まで温まる温度になっていくような映画です」と話す。

デビューから現在まで、アイドル、歌手、俳優として数々の伝説を打ち立ててきた木村。“平成を抱いた男”という異名が象徴するように時代を巻き込むほど圧倒的な人気を博した当時、“アイドル”という定義に対してどう思っていたか聞くと、「アイドルっていわれることは、ちょっと嫌だった……」と葛藤があったことを告白する。

また、絶大な支持を得てなお、“調子に乗ることはなかった”という木村。その謙虚な姿勢をひとりの人間として貫くことができたのは、明石家さんまから授けられた“ある言葉”が支えになったとも語る。

そして最後に、有働から「木村拓哉にとって“スター”とは?」という問いを投げかけられると、木村は「みなさんが思っている以上に“光り輝くもの”ではなくて、天体のように地味に動いているだけ……」と話す。