タレントの小堺一機が、7月9日にABCテレビで放送されるトーク番組『これ余談なんですけど・・・』(毎週水曜23:10~)に出演する。
同番組は、かまいたちとスペシャルなゲストが、気になるトピックから生まれる「余談」セッションを楽しむトークバラエティ。9日の放送には、小堺、天野ひろゆき、西田幸治が登場する。
芸歴47年、お昼の生放送番組『ライオンのいただきます』『ライオンのごきげんよう』の司会を31年間担当した小堺。オープニングでは「いただきます」開始当初の苦悩を吐露する場面も。当初番組プロデューサーの横澤彪氏は「毎日の生放送で仕事だと思うと嫌になるから遊びに来る感じでいい」と言ってくれていたが、いざ番組が始まると「(自身が)うまく話せない、ゲストのおばさんたちは放送禁止のことを言う、観覧客も笑わない」という事態に。
2年前に始まっていた『笑っていいとも!』が人気番組となっていたため、「『いいとも!』のあとで見てられない、消えていただきます」という新聞記事まで出たという。さらに、小堺は横澤プロデューサーからも「この番組いつからおもしろくなるんですか?」と言われたと明かす。
『ライオンのいただきます』は、視聴者からの人生相談に女優や文化人、作家など多彩な分野で活躍するおばさまが答える番組だったが、「おばさまたちの回答がとんでもなかった」と話す小堺。一例として「この頃、旦那のナイトライフが冷たくなってきた」という相談への塩沢ときの回答を紹介すると、山内は「攻め攻めの番組やったんですね」と感想を漏らした。
また、関西人から寄せられた質問の中から厳選した6つの質問が書かれたサイコロが用意され、スタジオでサイコロトークを繰り広げる企画「サイコロ余談トーク 関西人が小堺一機に聞きたいこと! 何が出るかな」も実施。「小堺さんは怒ったことがある?」のサイコロトークでは、小堺が「あるADさんを罵倒して頭を叩いたことがあります」と告白する。
そして、「大将は厳しかったですか?」という濱家の質問をきっかけに、小堺は萩本欽一の自宅を初めて訪れた際、いきなり厳しいダメ出しを受けたエピソードを披露。さらに番組収録後に萩本からの熱いコント指導を受けたあと、ディスコで萩本への怒りを爆発させていたことを明かした。このほか、小堺は笑いに厳しい明石家さんまからLINEでダメ出しされた余談や、「ごきげんよう」のギャラ事情も語っている。