俳優の水谷豊が、6日に放送されるテレビ朝日『有働Times』(毎週日曜20:56~)に出演する。
同番組は、“日曜のよる、視聴者をもてなす”というコンセプトのもと、NHK『あさイチ』や日本テレビ『news zero』などニュース・情報ワイドの第一線で活躍してきた有働由美子がMCを務めるニュース・情報番組。
6日は、れぞれの世界で功績を残した人物や、第一線で活躍中のスターに有働キャスターがじっくりインタビューする特別企画「レジェンド&スター」を放送。黒柳徹子、王貞治、松井秀喜、川淵三郎に続く第5弾のゲストとして、俳優生活60周年を迎えた水谷が出演する。
子役時代を含めると、今年俳優活動60周年となる水谷。実はこれまでずっとアルバイト感覚で俳優を続けてきたといい、「19歳のとき、この世界を一度、辞めたんですね。普通の世界というか、何か“自分の世界”を探しますと言って、(関係者に)挨拶して……」と明かす。
しかし、大学受験に失敗しアルバイトをしなければと思っていたところ、芸能界を辞めたことを知らないプロデューサーから声をかけられ、「どうせバイトやるんだから……まぁ知っている世界だしいいかと思って……」と、バイトのつもりで再び演技の世界へ。
ブレークのきっかけは、萩原健一さんと共演した日本テレビのドラマ『傷だらけの天使』(74~75)。自身が演じた乾亨(いぬい・あきら)が萩原さん演じる主人公・木暮修のことを切なげに呼ぶ「アニキ~」は当時の流行語にもなったが、独特の口調はどこから生まれたのか、意外な誕生秘話を語る。
その後、ドラマ『熱中時代』(78)では、それまでの不良役や犯人役とは真逆の熱血教師を演じて国民的大ヒットに。しかしそんなときでも「自分にはもっと合う世界がある」と考え、俳優という仕事には固執していなかったと振り返る。
さらに、シリーズが誕生した2000年から25年にわたって演じ続けてきた『相棒』の杉下右京についても言及。水谷が安心して右京を演じられる理由や右京というキャラクターに対する信頼感についても打ち明ける。