『週刊少年ジャンプ』にて、1999年から2014年まで連載された岸本斉史(きしもと・まさし)によるマンガ作品『NARUTO -ナルト-』。忍者の里・木ノ葉隠れの里に住む落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが、仲間との絆や多くの戦いを通して成長し、里一番の忍「火影」を目指す物語です。
「ニンジャ」という強力なキャラクターを持つ同作はアニメ化もされ、世界各国で大ヒット。Google発表の2023年の検索ランキングでは、カテゴリー別の「世界で最も検索された言葉」のアニメ部門で、『NARUTO-ナルト- 疾風伝(Naruto: Shippuden)』が過去25年間の検索数世界1位を記録するなど、世界的な人気作となっています。
そんな『NARUTO -ナルト-』ですが、もしも実写化された場合にはどんな配役になるのか、誰もが気になるところでしょう。そこで今回はマイナビニュース会員247人に、同作のメイン・キャラクターの一人、春野(はるの)サクラについて、「もしも実写化するなら誰に演じてほしいか」を聞きました。その結果をランキング形式でご紹介します。
『NARUTO -ナルト-』をもしも実写化するなら、春野サクラは誰に演じてほしい?
春野サクラは、『NARUTO』の主要キャラクターの一人で、木ノ葉隠れの里のくノ一。ピンク髪、淡い緑色の瞳を持つ美少女です。うずまきナルトと、うちはサスケの幼なじみであり、頭脳明晰で医療忍術に長け、怪力を習得しています。
初期にはサスケへの強い想いを抱き苦悩しますが、やがて自分の弱さを克服し、戦いを通じて成長。後には、仲間を支える優れた医療忍者として活躍します。またサスケとは、数々の苦難を経て結ばれています。
感情表現が豊かで人間味あふれる人柄を持ち、自らの目標に向かって真摯に進んでいく彼女。そんな春野サクラを、実写化作品では誰に演じてほしいかを聞いたところ、結果は以下の通りとなりました。(自由回答から集計)
- 1位:橋本環奈(18票)
- 2位:広瀬すず(13票)
- 3位:浜辺美波(10票)
- 4位:今田美桜(9票)
- 5位:吉岡里帆(4票)
続いては各俳優のプロフィールと、アンケート回答者のコメントを一部紹介します。
1位:『橋本環奈』
『NARUTO -ナルト-』をもしも実写化するなら、春野サクラは誰に演じてほしいかを聞いたところ、ランキングの1位には、橋本環奈(はしもと・かんな)が輝きました。
橋本環奈は1999年2月3日生まれ。2013年、地元・福岡のアイドルグループでの活動中に撮られたイベント写真、いわゆる「奇跡の一枚」が拡散され、「1000年に一人の逸材」として一躍注目を集めました。
2016年、映画『セーラー服と機関銃-卒業-』で初主演し、同作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後『銀魂』(2017年/2018年)、『キングダム』(2019年ほか)、NHK朝ドラ『おむすび』(2024年)など数々の話題作やCM出演など多方面で活躍しています。
今回のアンケートでは「かわいい」「元気な感じ」「演技が上手いと思う」などの声のほか、これまで数々の漫画実写化作品に出演した実績から期待する声が届いています。
ユーザーコメント
「雰囲気が似ている」(男性・43歳)
「アニメの女子キャラを演じたら右に出るもの無し」(男性・49歳)
「性格が合っている」(男性・41歳)
「実写化は彼女の適任だと思ったから」(男性・46歳)
「容姿がなんとなく合ってる気がする」(女性・48歳)
「『銀魂』の神楽など、二次元アニメの実写キャラで成功しているから」(男性・46歳)
2位:『広瀬すず』
第2位にランクインしたのは、広瀬(ひろせ)すずでした。広瀬すずは、1998年6月19日生まれ。2012年にファッション誌『Seventeen』の専属モデルとしてデビューし、2013年にドラマ『幽かな彼女』で女優デビューを果たします。
2015年、ドラマ『学校のカイダン』で連続ドラマ初主演。同年公開の映画『海街diary』では日本アカデミー賞新人賞を受賞し、一躍注目を集めました。その後も映画『ちはやふる』シリーズ(2016年/2018年)、『四月は君の嘘』(2016年)など多くの映画作品に主演。さらにNHK朝ドラ『連続テレビ小説 なつぞら』(2019年)ではヒロインも務めています。
今回は、活発な雰囲気から「似合いそう」といったコメントが寄せられています。
ユーザーコメント
「ビジュアル的に合っていると思う」(男性・26歳)
「勝ち気なキャラが似合いそうです」(男性・44歳)
「パワー系が似合いそう」(男性・47歳)
「しっかり者だけど、何処かちょっとぬけているところ」(男性・41歳)
3位:『浜辺美波』
第3位には、浜辺美波(はまべ・みなみ)がランクイン。浜辺美波は、2000年8月29日生まれ。2011年、第7回『東宝シンデレラ』オーディションを機に芸能界入りしています。2017年、ベストセラー小説を映画化した『君の膵臓をたべたい』にて主人公を演じ、数々の映画賞を受賞しました。
その後も『映画 賭ケグルイ』(2019年/2021年)、『約束のネバーランド』(2020年)、『ゴジラ‑1.0』(2023年)、NHK連続テレビ小説『らんまん』(2023年)などの話題作に出演。また、2026年放送予定の大河ドラマ『豊臣兄弟!』では寧々役での出演が決まっています。
コメントでは、「芯の強さが近いから」「女性らしさを兼ね備えているから」などの声がありました。
ユーザーコメント
「明るいキャラクターなんかが似てると思う」(男性・49歳)
「彼女は天真爛漫で可愛い役も似合いそうなのでおすすめします」(男性・48歳)
「ピンク頭が似合うと思う」(女性・36歳)
4位:『今田美桜』
第4位にランクインしたのは、今田美桜(いまだ・みお)でした。今田美桜は、1997年3月5日生まれ。高校生の頃に地元・福岡で芸能活動を開始し、大きな瞳と明るい笑顔が魅力的な「福岡で一番かわいい女の子」として話題となりました。
上京後に出演したドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(2018年)で注目され、以降も『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(2019年)、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(2019年/2021年)、『トリリオンゲーム』(2023年)など話題作に多数出演。また、2025年前期のNHK朝ドラ『あんぱん』ではヒロインに抜擢されています。
そんな彼女へは、「見た目がリアル」「可愛くて活動的」「髪型が似合いそう」などのコメントが寄せられました。
ユーザーコメント
「可愛く、明るく、元気な感じが合っている」(女性・47歳)
「ピンク髪が似合いそう。性格も雰囲気に合っている」(女性・32歳)
「サクラが怒ったときのパワフルな表情や仕草が今田さんなら十分応えてくれそうで、ギャップも見応えがありそう」(男性・42歳)
5位:『吉岡里帆』
第5位は、吉岡里帆(よしおか・りほ)に。1993年1月15日生まれの吉岡里帆は、2013年にデビュー。初期にはグラビア活動なども展開するかたわら、2015年、NHK朝ドラ『あさが来た』で丸メガネの“のぶちゃん"役に抜擢され、全国区の知名度を獲得しました。
転機となったテレビドラマ『カルテット』(2017年)では、ちょっとサイコな元地下アイドル・来杉有朱(きすぎ・ありす)役を怪演し、同年のコンフィデンスアワード・ドラマ賞年間大賞・新人賞など数々の賞を受賞。その後も様々な役柄に挑戦し、演技の幅の広さを印象づけています。
ユーザーコメント
「サクラらしさもあり、演技も上手いので」(男性・41歳)
「きれいなおねえさん」(男性・44歳)
実写版『NARUTO -ナルト-』、春野サクラ役ランキングのまとめ
アンケートの結果、『NARUTO -ナルト-』をもしも実写化するなら、春野サクラ役を演じてほしい俳優の1位には、橋本環奈が輝きました。春野サクラは、ピンク色の髪と、淡い緑色の瞳を持つ美少女。当初はサスケへの恋心に傾きますが、徐々に強い意志と戦闘力とを身につけ、仲間を支える存在へと大きく成長していきます。そんなサクラ役を演じるにあたってはキュートなルックスはもちろんのこと、彼女の内に秘めた想いの強さを表現できる演技力も大きなポイントとなっているようです。
調査時期: 2025年9月8日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計247人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
