お笑いタレントの明石家さんまが25日、MBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(毎週土曜22:00~23:30)に出演。NHK大河ドラマの苦い経験を打ち明けた。
明石家さんま、大河ドラマの苦い思い出
現在放送中の『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、第41回から爆笑問題・太田光がゲスト出演。これに、さんまは、「うそ!?」と驚きつつ、「俺も勘九郎(現:十八代目 中村勘三郎)さんに頼まれて行った大河、ほとんどカットやったからね」と過去の出来事を告白。「大竹しのぶさんと勘九郎さんが夫婦役だった」「俺は京都の商人で、離婚してる商人」と役どころを説明しながら、「勘九郎さんに、“あんたの嫁はええ嫁やね~”って言うて。“それに比べてうちの前の嫁は……”っていうのを、勘九郎さんと2人で打ち合わせて作って」と回顧した。
撮影当日は、「衣装さんが“さんまさんが着てくれる!”って言うて、すごい衣装で」「花道も作ってくれて、“さんまさんが大河に!”って、パンパンパンッてクラッカー鳴らしてくれて」と歓迎ムード。「一生懸命やって、面白いシーンが撮れた」というが、「そしたら、“すみません……。全カットさせてください”って」とまさかの事態を吐露。さんまと大竹による“元夫婦”のクスッと笑えるシーンだったが、「ええっ!? って。俺と大竹さんの画が、“どうしても夫婦に見えてしまう”って。そのつもりでやったやろ!? って」と悔しげにぶっちゃけた。
ディレクターから、謝罪の手紙を受け取ったものの、「勘九郎さんがスタッフに怒ったりして。大変な大河ドラマがあったんですよ」と明かしたさんま。さらに、クランクアップ後の打ち上げでもトラブルがあったようで、「勘九郎さんと誰かがケンカして。大竹さんから電話あって、“助けて! 今ケンカしてる”って。なんで俺が中に入って、まあまあって……。なんで俺が行かなあかんねん! っていう思い出話もありますね」と苦笑しながら振り返っていた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。
【編集部MEMO】
明石家さんまがメインパーソナリティを務めるラジオ番組『MBSヤングタウン土曜日』。村上ショージ、モーニング娘。'25の横山玲奈、櫻井梨央がレギュラー出演しているほか、週替わりゲストも登場する。
