JR北海道は17日、今冬期に小樽方面の利便性向上を図るため、ほしみ駅発着で運転される一部の普通列車を小樽駅まで延長運転すると発表した。実施期間は2025年12月15日から2026年2月28日まで。これにともない他の一部列車で運休等も発生するとのこと。
同社によれば、昨冬期に小樽方面へ多くの利用があり、午前中の列車を中心に混雑が発生したという。今冬期は午前中を中心に、ほしみ~札幌・江別間を走る上下各2本の普通列車で延長運転を行い、小樽駅発着に変更。今回の発表で、延長運転の実施期間は2月28日までとされたが、「3月以降も実施予定ですので、決まり次第お知らせします」としている。
延長運転の対象となる上り普通列車は、江別駅9時33分発・10時36分発の2本。いずれも現行のほしみ行から小樽行に変更し、小樽駅10時53分着・11時53分着とする。下り普通列車はほしみ駅11時23分発・12時26分発の2本(ともに札幌行)を小樽駅始発に変更。小樽駅11時0分発・12時0分発(ともに札幌行)として延長運転を行う。
一方で、延長運転にともない一部区間で運休および時刻・行先変更となる列車も。上りは岩見沢駅を9時39分に発車する普通列車と、札幌駅を11時38分に発車する普通列車の2本を現行の手稲行からほしみ行に変更(手稲~ほしみ間運休)。江別駅を13時16分に発車する普通列車は、現行の手稲行からほしみ行に延長した上で全区間の時刻を変更し、江別駅13時15分発・ほしみ駅14時6分着で運転する。札幌駅を13時37分に発車する普通列車は、現行のほしみ行から手稲行に短縮した上で時刻も変更し、札幌駅13時52分発・手稲駅14時8分着とする。
下りはほしみ駅11時4分発・12時4分発の普通列車2本(ともに江別行)について、ほしみ~手稲間を運休に。今冬期は手稲駅11時18分発・12時18分発(ともに江別行)で運転する。
