JRグループは8日、往復乗車券および連続乗車券(JR各線と連絡会社線とにまたがる連絡乗車券も含む)の発売終了日が2026年3月13日に決定したと発表した。これに伴う発売終了後の具体的な取扱いについても説明している。
往復乗車券の発売終了にともない、片道の営業キロが601km以上の行程を往復する場合に、往路・復路の運賃がそれぞれ1割引となる「往復割引」も取扱いを終了する。2026年3月14日以降、往復または連続の行程を購入する場合、片道乗車券2枚の購入を求めている。指定席券売機の場合、現在とほぼ同じ操作で「ゆき」と「かえり」のきっぷを購入できる。
学生割引やジパング倶楽部などの割引乗車券については、2026年3月14日から割引条件を変更し、1枚の割引証等で片道の割引普通乗車券を2枚まで同時に発売する。これにより、往復または連続の行程で利用する場合も従来通り1枚の割引証で利用可能とのこと。ジパング倶楽部は2026年3月14日から割引条件を変更し、片道の営業キロが101km以上の場合に割引の普通乗車券を発売する。詳細はジパング倶楽部のサイト等で確認できる。
2026年3月13日までに発売した往復乗車券と連続乗車券(2026年3月14日以降が有効開始となる場合も含む)は有効期間満了まで利用可能。使用開始前1回に限り、往復乗車券と連続乗車券として乗車日や乗車区間の変更を行える(学生割引等の割引乗車券も含む)。
