「奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート」(青森県十和田市)は9月18日より、秋限定メニュー(1名 21,780円)をフレンチレストラン「Sonore(ソノール)」で提供している。
青森の食文化と食文化と秋の味覚を楽しむ
今秋のメニューでは、旬の烏賊やキノコを味わう「ゴロ焼き」をはじめ、青森で世代を問わず愛される林檎を使ったデザートなど、地域に受け継がれる食文化と秋の味覚をフランス料理の技法で昇華した全8品を提供する。テラス席でのアペリティフから始まり、紅葉とせせらぎに包まれながら青森ならではのディナーコースを楽しむことができる。提供期間は2025年9月18日~11月25日まで。料金は1名21,780円(サービス料込、宿泊料別)となっている。
温前菜「烏賊 ゴロ焼き」は、八戸市を中心に沿岸部で親しまれてきた、新鮮な烏賊の身をワタと和えて炒める家庭料理「烏賊のゴロ焼き」に着想を得た一皿。「海の幸を余すことなく味わう」という港町の知恵に敬意を払い、旬を迎えたスルメイカと力強い旨みを凝縮させた肝のソース、香り高い秋のキノコとともに味わう。
青森で世代を問わず愛される林檎を、フランスの伝統菓子「タルトタタン」に仕立てた。そのままひと口頬張れば、キャラメリゼした林檎の香ばしさと、ふくよかな甘みが広がる。合わせるのは、芳醇なカルバドスが香るアイスクリーム。温冷のコントラストが味わいに複層的な広がりをもたらす。
スモークを纏わせたサーモンに合わせるのは、りんごや洋梨を思わせる果実の香りと、際立つミネラル感が特徴のソーヴィニヨン・ブラン。フレッシュで軽やかな果実味が、いくらとヨーグルトを合わせたまろやかなソースや、ゆずの香りを添えたクレソンサラダと響き合い、味わいに奥行きをもたらす。ミネラルの清らかな余韻がサーモンの旨みを引き立て、爽やかさとまろやかさが調和するペアリング。




