アイドルグループ・Snow Manの佐久間大介とお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が出演する日本テレビ系バラエティ番組『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(毎週土曜23:30~)が、20日に放送された。

  • (左から)佐久間大介、日村勇紀

    (左から)佐久間大介、日村勇紀

世界中のあらゆる“推し”の魅力を学ぶ同番組。今回は、大阪が誇るキング・オブ・お土産「551蓬莱(ごーごーいちほうらい)」を深掘りした。

「大阪在住者が選ぶお土産」や「都民に聞いた、買ってきてほしい大阪土産」「全国展開してほしいローカルチェーン店」など、数多くのランキングで1位を獲得するほど人気の「551蓬莱」。豚まんは、1日に約17万個も売れている。

推しの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、フリーアナウンサーの川田裕美と、笑い飯・西田幸治が担当。「551蓬莱」の豚まんを川田は幼少期から食べ続けてきたと明かし、西田はお土産で買った分を我慢できず、帰り道に思わず食べてしまうほど大好物だという。

芸能界にも根強いファンが多いことがうかがえる「551蓬莱」は、今年で80周年を迎える老舗。終戦からたった2カ月後の1945年10月に創業した。

「そんな前からこれ作ってるんですか?」と驚く佐久間。豚まんのイメージが強い「551蓬莱」だが、創業当時はカレーライスで人気を博し、戦後の復興期に“早く・安く食べられるカレー”を一皿10円で提供していたという。そして翌年1946年からいまや誰もが知る豚まんの販売をスタートさせた。

豚まんの特徴は、なんといっても角切りでゴロっとはいった大きめの豚肉。一般的な豚まんに比べてジューシーさが際立ち、一口頬張るだけでその違いがわかる。

そんな「551蓬莱」こだわりの豚まんは、1952年からテイクアウトを開始。これにより一気に“大阪のお茶の間の定番”として広がり、今なお愛されている。

推しポイント(1)【ある秘密の場所から150分圏内にしか出店しない驚きの理由】

全国にファンを持つ「551蓬莱」だが、全部で61ある店舗は、大阪や兵庫など近畿地方のみに展開している。全国展開しない理由は、“生地の鮮度”への徹底的なこだわりのため。生地を仕込むことができる場所は1カ所しかなく、「551蓬莱」のセントラルキッチンだけ。

ここで1日約17万個分の生地が秘伝の配合で作られ、各店舗へ運ばれる。そして各店で職人が包み、蒸したてを提供する仕組みになっているのだ。

だが、問題となるのが生地の発酵。輸送中も生地の発酵は進んでしまうため、最適な状態を保ったまま届けられる範囲には限界がある。そこで、セントラルキッチンから150分圏内というギリギリの範囲内にしか出店していないそうだ。

推しポイント(2)【味を支える職人たちのスゴ技】

生地の鮮度にこだわる「551蓬莱」の豚まんだが、具材を包む際にも並々ならぬこだわりがあるという。

具材を生地で包む際、手の熱が伝わって発酵が進むのを防ぐため、熟練の職人たちはわずか7秒で包み終える。

「早回しじゃないの? スゴくない?」と驚がくする日村に、佐久間も「あんな分厚い生地でよくあれ(餡)入りますよね。…あと、この手作業だって知れるのがいいですね!」と感心。

ちなみに「551蓬莱」のほとんどの社員が豚まんを包むことができるそうだが、15秒以内に包めてようやく一人前とみなされる。

推しポイント(3)【サクヒム絶賛! マニアが教える、アレンジレシピ】

お土産として人気のチルド商品は、蒸したものを急速冷蔵しているためできたての味を楽しめ、レンジで温めてもふっくらと仕上がるという。

ポイントは、軽く水を含ませたキッチンペーパーで豚まんを包み、その豚まんを両端を支えるように箸の上に置いたまま、水を入れたお皿に乗せて温めること。そうすることでできたてに近いふっくらとした食感が楽しめるそうだ。

そしていよいよ、スタジオで2人は「551蓬莱」の豚まんを実食。佐久間は「うわ、うま~! 餡にたどり着いた時の感動ヤバいですね!」と声を弾ませ、日村も「本当だ、うま~い!」と舌鼓を打つ。

さらに、おしつじさんの2人がおすすめする“隠れた人気メニュー”である2種類のしゅうまいを食べ比べたり、マニア推薦の最強アレンジレシピに挑戦したりと、「551蓬莱」をあらゆる角度から堪能。佐久間と日村は、最後は大満足の笑顔を見せていた。

TVerでは、地上波未公開シーンを含む特別版を配信している。

【編集部MEMO】
『サクサクヒムヒム』では特番時代から、「おぱんちゅうさぎ」「ストリートファイター6」「和山やま」「麻辣湯」「マネスキン」「パンどろぼう」「アオアシ」「ラーメン二郎」「サモエド」「平成女児ブーム」「シルバニアファミリー」「リロ&スティッチ」「BE@RBRICK(ベアブリック)」「韓国コンビニ」「小田切ヒロ」「Naokiman」「マインクラフト」「隅田川花火大会」「味仙」「伊藤潤二」「刃牙(バキ)シリーズ」「HANA」「快活CLUB」「ARG」「コジコジ」を深堀りしている。

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