フジテレビは7日、縦型ショートドラマアプリ「FOD SHORT」のサービス提供地域を拡大し、新たに台湾、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、タイ、ミャンマー、インド、フィリピン、ブルネイのアジア10の国・地域で提供を開始したと発表した。これにより、海外での提供地域は13の国・地域となった。

「FOD SHORT」は2025年7月にサービスを開始。26年4月にアメリカ・カナダで、フジテレビのプラットフォームとして初となる海外でのサービス提供をスタートし、同年8月には英国へ拡大していた。

台湾・香港・タイ・インドなどアジア10の国・地域へ

今回、新たに東アジア・東南アジア・南アジアへ展開。対象地域のアプリストアから「FOD SHORT」をダウンロードして利用できるようになった。なお、ブルネイはiOSのみでの提供となる。

海外展開に合わせ、英語に加えて、中国語(簡体字・繁体字)、タイ語、マレー語、ヒンディー語、ベトナム語、ミャンマー語、インドネシア語など、多言語対応も順次拡大。作品だけでなく、アプリのUIや作品情報のローカライズも進め、それぞれの地域で利用しやすい環境を整えていく。

海外で評価広がる「FOD SHORT」作品

同サービスは25年12月、モバイルアプリ調査会社・Sensor Towerの調査で、国内ショートドラマパブリッシャーとしてアプリ収益とダウンロード数の両部門で1位を獲得。コンテンツ面でも、『推しの罪~推しを救えるのはヲタクの私~』が「モデルプレス ベストドラマアワード」の「最強コンテンツ賞」を受賞したほか、『BACK TO THE STORIES』出演の水沢林太郎が第2回「Asia Short Drama Award」で俳優賞を受賞するなど、国内外で評価を広げている。

また、『おとなの子~先生とわたしの境界線~』『ミッシングトレイン』は、アジア太平洋地域のコンテンツを対象とする「ContentAsia Awards 2026」にノミネートされた。

100カ国以上へ「グローバル展開のハブ」目指す

今後は、フジテレビ制作作品の海外配信にとどまらず、海外の制作会社・プラットフォームとの共同制作、作品のローカライズやリメイク、日本のIPホルダーの海外展開支援なども視野に入れる。

さらに、自社制作作品だけでなく、日本のパートナー企業が保有するコンテンツも世界へ届けるオープンなプラットフォームへ進化させ、「グローバル展開のハブ」とする方針。100カ国以上へのサービス拡大を目指し、日本発のIPやクリエイターを世界市場へ届ける取り組みを加速させるとしている。

【編集部MEMO】
FOD SHORTは、フジテレビが手がける縦型ショートドラマ専用アプリ。1話約1分の作品を配信し、毎日5話ずつ無料で視聴できる。スマートフォンでの視聴に最適化され、オリジナル作品に加え、海外発の作品もラインナップしている。2025年7月にサービスを開始した。