南海電気鉄道は15日、新たな観光列車を2025年度末に運行開始予定と発表した。現在運行中の観光列車「天空」(橋本~極楽橋間)に代わり、高級感あふれる新たな観光列車を難波~極楽橋間で運行。詳細は決まり次第、随時公表するとしている。

  • 南海電鉄が導入する新たな観光列車の車内イメージ

新たな観光列車は4両編成。各車両に特色を持たせ、内装やインテリアは高級感を重視し、快適な座席とパノラマビューを楽しめる車窓など設計する計画だという。

ただの移動手段としてではなく、列車の旅そのものが特別な体験となるよう、アテンダントによるきめ細やかな対応に加え、地元の食材を使用した食事を提供するなど、良質でホスピタリティあふれるサービスを提供するとしている。

  • 車内イメージは現時点のもので、実際は変更になる可能性がある

この新たな観光列車は、高野山観光だけでなく、ラグジュアリーな旅行を好む人々らをターゲットに、南海沿線の魅力を楽しんでもらうことをめざす。なお、新観光列車の導入にともない、付加価値に見合った料金設定を検討するとのこと。