近畿日本鉄道、南海電気鉄道、名古屋鉄道は、3社の鉄道路線で連続2~3日間乗り放題となるデジタルきっぷ「3・3・SUN デジタルフリーきっぷ」の販売について発表した。
2006年以来、19年ぶりに3社の鉄道路線が乗り放題となる「3・3・SUN フリーきっぷ」をデジタルきっぷとして発売するという。装いを新たにした「3・3・SUN デジタルフリーきっぷ」は、関西国際空港および中部国際空港へのアクセス路線をはじめ、高野山、奈良、伊勢志摩、犬山など各社沿線の観光地も対象エリアとし、関西・東海エリアの観光名所を周遊する際に便利なきっぷとして設定された。
近鉄はケーブルカーを含む全線(ロープウェイを除く)で対象エリアに。南海電鉄もケーブルカーを含むほぼ全線で乗り放題だが、汐見橋線、多奈川線、高野線下古沢~極楽橋間は対象外となる。名鉄の対象エリアは中部国際空港駅、名鉄名古屋駅、金山駅、東岡崎駅、神宮前駅、国府宮駅、名鉄一宮駅、新木曽川駅、笠松駅、名鉄岐阜駅、犬山駅、知多半田駅、西尾駅の計13駅とされ、これらの駅以外での乗降は不可とのこと。
有効期間は連続3日間または連続2日間。3日間は8,200円、2日間は6,200円で発売される。いずれも大人のみの設定で、こども料金は設定されない。4月7日5時から販売開始・利用開始し、販売期間は2026年3月31日まで、利用期間は2026年4月29日まで。購入日から30日間のうち、連続した2日間または3日間が有効期間となる。なお、各社の駅窓口での販売は行わず、専用サイトおよび海外OTAサイト等を通じて行われる。