ドラマや映画のロケ地がオフィス街の時など、キッチンカーがあると訪問することがあるそうで、「スイーツ系のキッチンカーも多いので、よくクレープを買っています」とのこと。

撮影現場の差し入れでキッチンカーを呼ぶこともあり、乃木坂46時代は握手会などのイベントにも出店していたことから、店主と交流する機会もあったそうで、「ドリンクを作っていただいている最中に他愛もないお話をしたり、皆さんすごく優しくて、温かい方というイメージがあるので、疲れている時には救われたこともあります」と、飲食店という枠を超えた存在だった。

乃木坂46加入前に、和食店や中華料理店でアルバイトをしていた経験もあり、「すごく楽しかった記憶があるので、いつか自分でお店を出したい」という夢を持つ山下に、もしキッチンカーをやるなら、どんなジャンルがいいかを聞いてみると、「美味しい豚汁とぬか漬けと焼き魚がある、心が温まる定食屋さんのお母さんになりたいです(笑)」と回答。「マヨネーズをたっぷり入れてふわふわにする卵焼きやグラタンなど、母から教わったレシピもたくさんあるです」といい、メニューのラインナップも充実しそうだ。

その母親は、『ザ・ノンフィクション』の大ファン。「ずっと前から、実家にいると毎週日曜日は絶対に見ていて、今でも毎週見ているので、今回のお話を頂いた時にすぐお母さんに“決まったよ!”と連絡しました。そしたら、乃木坂で東京ドーム公演が決まった時よりも喜んで、“いつ? 放送日いつ!?”って3回くらい言われました(笑)」と、うれしい反響を明かしてくれた。

●山下美月
1999年生まれ、東京都出身。16年に乃木坂46へ加入し、個人としても『着飾る恋には理由があって』『下剋上球児』(TBS)、『舞いあがれ!』(NHK)などのドラマ、『映像研には手を出すな!』などの映画に出演。今年5月にグループを卒業し、ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(読売テレビ)に出演したほか、映画『六人の嘘つきな大学生』の公開が11月22日に控える。