福岡市交通局は、普段入ることのできない七隈線橋本車両基地内部を一般開放し、工場見学や無料シャトル列車の運行、新型車両4000系のPRなどを行う「地下鉄フェスタ 2024」を10月27日に開催すると発表した。
「地下鉄フェスタ 2024」は10~16時に開催され、入場料無料。地下鉄空港線・箱崎線の新型車両4000系のPRも行い、パネル・動画等で新型車両を紹介する。福岡市地下鉄が発信するおでかけ情報コンテンツ「ちか旅」で紹介した沿線の店舗が出店する「ちか旅」マルシェも予定している。
工場見学はAルート(工場棟1階を見学可能)・Bルート(工場棟3階から工場内を見下ろせる)を用意。橋本車両基地の内部をはじめ、軌道モータカーや高所作業車など特殊車両の見学も行われる。Bルートは終盤で階段の昇り降りが必要となるため、ハイヒールを履いている人や車いす・ベビーカー利用者は階段手前で折り返しとなる。
その他、「地下鉄フェスタ」でしか乗れないミニ七隈線車両(小学生以下限定)、交通事業者ブース・沿線施設ブースの出展とグッズ販売、地下鉄クイズラリー、七隈線の車両の前で写真撮影ができる記念撮影コーナーなどの催しを予定している。
橋本駅から橋本車両基地間まで無料シャトル列車も運行。「地下鉄フェスタ」限定で、七隈線の列車12便(橋本発・橋本車両基地発の各6便)が地上を走行する。乗車するには事前応募が必要で、9月26日までに特設ページから申し込む必要がある。シャトル列車を利用しない場合、橋本駅から橋本車両基地までの移動は徒歩5分とのこと。