現在放送中の48番目のスーパー戦隊『爆上戦隊ブンブンジャー』(テレビ朝日系にて毎週日曜9:30~)。「車」をモチーフに、タイヤやスピードメーターをイメージしたレーシングスーツに身を包んだ「ヒーロー」が、自らスーパーマシンを作り上げて、限界突破していく姿を描いている。

放送開始記念インタビュー、最後に登場するのは、調達の達人「調達屋」の振騎玄蕃(ぶれきげんば)を演じる相馬理(そうまさとる)。玄蕃は必要なものをどこからともなく調達してくれる、神出鬼没で頼れる男。優しく柔らかい物腰だが、つかみ所がなく、自分の本心は決して見せないというキャラクターだ。いつ「ブンオレンジ」の姿を見せてくれるのか、ブンレッドたちと合流するのか――まだその正体は謎に包まれており、SNSでも「玄蕃めっちゃ気になる」「いつ玄蕃さんは仲間になるんだろう」「玄蕃さんが読めない」といった声が寄せられる注目の存在となっている。「これからどうなっていくのか、僕もすごく楽しみ」と、視聴者と同じように玄蕃の今後に期待を抱く相馬に、衣装のポイントや現場の玄蕃……ならぬ、現場の相馬、5人の雰囲気を聞いた。

  • 相馬理

    ブンオレンジ/振騎玄蕃役の相馬理 撮影:宮田浩史

玄蕃の「G」刻まれた指輪がお気に入り

――まずは、玄蕃の衣装のポイントを教えてください。

ちょっと怪しい雰囲気が出ていて、謎の多いキャラクターにぴったりの衣装だと感じました。皆さんにもきっとそう感じていただいているのかなと思います。お気に入りのポイントは指輪です。指輪がもともと好きなんですけど、玄蕃の「G」が刻まれていて、カラーのオレンジも入っていて。……説明すると「自分大好き!」と思われてしまうかもしれないんですけど(笑)。

  • 相馬理
  • 相馬理

――(笑)。素敵な指輪です! 玄蕃は「調達屋」とのことですが、調達屋はどんなお仕事なのでしょうか。

「調達屋」は、誰かが困っているときに何かを調達して届けるお仕事です。たとえば(範道)大也が困っているときに必要なものを持っていったり、何も言われずとも用意したり。急にパッと現れて、欲しいものを渡していなくなる、神出鬼没な存在です。

――まだ序盤では、正体不明の存在ですよね。

そうですね。これからどうなっていくのか、僕もすごく楽しみです。

相馬理

ブンブルー/葉山侑樹といじられ役になっていきたい

――ブンブンジャーを演じる5人のキャストの中では相馬さんが最年長です。やはり皆さんのお兄さん的な存在なのでしょうか。

年齢が少し離れているので、そういう一面もあるかもしれませんが、そこまでお兄さんキャラではないと思います。できるだけ皆が接しやすいように、いじられるぐらいがちょうどいいんじゃないかなと思いながら立ち回るようにしていますね。

――もともと、いじられキャラなんですか。

いじられキャラ……かもしれません。いじられるほうがおいしいと思うタイプではあります(笑)。

――撮影が進むとさらに仲が深まって、よりいじられることが増えるかもしれませんね。

今のところ、ブンブルー/鳴田射士郎役の葉山侑樹くんがいじられていることが多いので、一緒にいじられ役になっていきたいです。

――現場で5人が集まったときの雰囲気を教えてください。

皆、積極的に話すタイプなので、コミュニケーションが取りやすくて、本当に明るい雰囲気の現場になっています。まだ撮影が序盤で皆と集まるシーンは少ないのですが、僕が途中で入っても気さくに話してくれて、毎回現場に行くのが楽しみです。