歌手の和田アキ子が、きょう20日に放送される日本テレビ系バラエティ特番『1周回って知らない話 3時間SP』(19:00~)に出演する。

  • 和田アキ子

芸能生活55年、歌手として90枚のシングルを発表し、『紅白歌合戦』にも通算39回の出場を誇るレジェンドの和田。しかし今年、杖をついて歩く姿が公になると、体調を心配する声や限界説がささやかれ始めた。「実を言うと、今でも杖をついてるんです。本番直前まで杖をついてる」といい、さらに、「右目がほとんど見えない。5週に1回は手術してる」と満身創痍であることを明かす。そんな和田に今どきの視聴者が聞きたい疑問は「73歳の今、引退とか考えてるの?」。果たして和田の答えは…。

昨年8月、和田はトレーニング中に股関節を痛め、それが原因で右膝の軟骨も負傷。立って歌うこともままならなくなり、今年3月から予定していた55周年ツアーをすべてキャンセルした。しかし、どうしてもツアーをやりたい気持ちが抑えきれず、右膝の手術に踏み切ったのが今年9月。手術翌日からリハビリを開始すると、驚異的な回復力をみせ、わずか1カ月後にツアーをスタートさせた。

とはいえ、満身創痍の和田の口から出る言葉は「あまりにも調子が悪い」「不安でしょうがない」と弱気な発言ばかり。和田がそこまでナーバスになる理由は、ステージで生声を届けたいから。周年ツアーのラスト曲のサビは、マイクを使わずに生声を響かせるのが和田の真骨頂。納得できる状態でなければ生歌は披露できない。不安でいっぱいの中、週に2回だったボイストレーニングを4回に増やすなど、やれることは全部やり、そして迎えたコンサート当日。「歌手、和田アキ子を見てほしい。だって歌手で来たわけだから、大阪から」…4階席まである大ホールで、果たして生声を届けることはできたのか。奇跡と感動のステージを公開する。

今年9月、右膝の手術で入院していた和田は、歩くこともままならなくなり、MCを務める昼の生放送番組を欠席しようと考えていた。しかし、病院に見舞いに訪れたある人物が強く反対したという。30年来の付き合いがあるその人物に和田は背中を押され、術後1週間もたたないうちに生放送に出演、視聴者に元気な姿を見せた。気持ちが弱っていた和田に力を与えた人物とは…。

そして、73歳になった和田は、満身創痍の体でなぜそこまで頑張れるのか。和田を支えているもの、歌い続ける理由、自身の引き際を真剣に語る。

【編集部MEMO】
テレビで当たり前になりすぎて、今さら誰も聞かないがゆえに、"今どきの視聴者"が知らないことを本人に直接聞いていく『1周回って知らない話』は、2016年9月~19年3月までレギュラー放送され、以降は特番として放送。今回は和田アキ子のほか、高嶋ちさ子ファミリー、藤原紀香が登場する。

(C)日テレ

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