歌手の和田アキ子(67)が、18日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『1周回って知らない話 強い女の真実を直撃SP』(19:00~21:00)にゲスト出演。最愛の夫・飯塚浩司さんとのなれそめをドラマ化した再現VTRが放送され、子宮がんの手術を受けた壮絶エピソードも明かされた。

和田アキ子

和田は、1981年に当時テレビカメラマンだった飯塚さんと再婚。その2カ月後に子宮がんと判明した。和田は、夫から「手術しないと命に関わる。ただ、子供が産めない体になる」と告げられると「そんなん嫌や!」「もう別れてもええで、こうちゃんの子供産んであげられへんし。もう死にたい」と号泣。そんな和田に、飯塚さんは「俺は子供のために結婚したわけじゃない。俺はアコが好きなんだ」と伝えたという。

再現VTRに「思い出すと涙出てくるね」と涙を流した和田は、「母親に『浩司の精子をもって山の中に行って(子供を)産んでくれ』って言ったらオカンが半狂乱になった」と母親とのやりとりも明かし、「それくらいほしかった、子供。死ぬほど泣いたね」と告白。また、手術のわずか10日後にがんを公表しないまま仕事に復帰し、「がんは(和田アキ子の)イメージじゃない」と会社から言われたことも明かした。

和田は夫の飯塚さんについて「あんな良い人いないよ。すっごいいい人。優しい人」と話し、「和田アキ子が今こうやっていられるのは、ファンの方もあるけれども、一番は旦那」と感謝。飯塚さんへのメッセージを求められると、「いつもありがとう。これだけやね」と思いを込めて伝えた。

和田の知られざる壮絶な過去に、スタジオで聞いていた菊地亜美や川田裕美は涙。ネット上でも、「和田アキ子さんのテレビに(涙)」「旦那さんとの馴れ初め再現VTR見て号泣…」「和田アキ子の、子宮摘出のお話、子供が欲しかった、と涙目で語るアッコさんを見て泣いた」と涙したという声が多く上がり、「和田アキ子の夫婦愛の話ですさまじく号泣した」「和田アキ子の話で大号泣…旦那さんが素敵すぎて、こんな夫婦が理想の夫婦やね」「和田アキ子の夫婦素敵だ」と夫婦愛を称賛する声も上がっている。