JR西日本は、ダイヤ改正を2024年3月16日に実施し、通勤特急「らくラクはりま」の運転区間を延長すると発表した。現在は姫路駅から新大阪駅までの運転だが、ダイヤ改正後は網干駅から京都駅までの運転に。平日夕夜間の下り列車は運転時刻を変更する。

  • 通勤特急「らくラクはりま」。来年3月のダイヤ改正で運転区間を延長し、京都~網干間の運転に

通勤特急「らくラクはりま」は2019年3月のダイヤ改正に合わせて運転開始。特急「くろしお」の車両289系を使用し、当初は姫路駅から大阪駅までの運転だったが、2021年3月のダイヤ改正から運転区間を新大阪駅まで延長した。現在、平日朝に姫路発新大阪行、平日夕夜間に新大阪発姫路行の上下各1本を設定し、全席指定席で運転されている。

来年3月のダイヤ改正で、運転区間がさらに延長され、網干駅から京都駅までの運転となる。平日朝の上り「らくラクはりま」は網干駅6時8分発・京都駅7時54分着で運転され、途中の姫路駅から新大阪駅までは現行の列車とほぼ同時刻で運転される。

平日夕夜間の下り「らくラクはりま」は、運転区間の延長に加え、運転時刻が約1時間繰下げに。ダイヤ改正後は京都駅を19時35分、大阪駅を20時6分に発車し、姫路駅に21時9分、網干駅に21時21分に到着する。なお、この列車は京都~姫路間において、現行の「スーパーはくと13号」とほぼ同じ時刻となっている。