フジテレビ系バラエティ番組『私のバカせまい史』(毎週木曜21:00~)の進行アナウンサーが、30日の放送をもって産休に入る永島優美アナから杉原千尋アナにバトンタッチされる。

  • (左から)永島優美アナ、バカリズム、杉原千尋アナ

特番時代から支えてきた永島アナは交代前最後の収録で、この日も恒例となっている観覧に訪れた“バカせまファン”への前説を担当。放送では流れないが、スタジオの空気感を作り出すという重要な役どころを見事にこなすと、それを後任として見学していた杉原アナは「前説を全力でやる永島さんを見て、珍しい番組だなと感じましたが、永島さんの後任として無茶ぶりでもなんでも頑張ってきたいです!」と決意を新たにした様子だ。

永島アナによって温められたスタジオでは、ベテラン研究員の板倉俊之(インパルス)と、せいや(霜降り明星)が“万博”をテーマに研究発表を行い、終始笑いに包まれた最高の収録が行われた。

そして収録終了後に、バカリズム研究長から永島アナに「永島アナにはぎりぎりまで番組に参加していただき、本当にありがとうございました。この番組を愛してくださっていましたし、ご自身も“フルーツ”が好きということで、“フルーツ史”をやろうってなったりもしました。結果的には実現しませんでしたが、すごくほほえましかったです」とねぎらいの言葉が。さらに、「ちょっとずつおなかが大きくなっていく姿をずっと見守ってきたので、本当に親戚の子が生まれる、みたいな気持ちでした。僕も第1子が生まれたばかりだったので、収録前などずっと子供の話ばかりしていたんですよね」と“親心”ものぞかせた。

後任となる杉原アナがあいさつに訪れると、「杉原アナにも前説を担当してもらうかもしれませんが、楽しんでいただきながら、みんなで一緒に盛り上げていきたいと思っています」と歓迎のコメント。バトンを渡す永島アナからも「ただただ素で笑ってしまうというこんなに楽しい番組はなかなかないと思うので、杉原さんもとにかく楽しんで担当してください!」と応援のコメントが送られた。

すると杉原アナは「永島さんの後任ということで、かなりプレッシャーはあるんですが…」と前置きしつつも、「バカリズム研究長のお力をお借りしながら、一生懸命頑張っていきたいなと思います。私は音大出身なので“オペラの歴史”とか、いろいろと興味を持ったテーマで研究発表ができたらうれしいです!」と意気込みを見せた。

コメントは、以下の通り。

■バカリズム

「永島アナにはぎりぎりまで番組に参加していただき、本当にありがとうございました。この番組を愛してくださっていましたし、ご自身も“フルーツ”が好きということで、“フルーツ史”をやろうってなったりもしました。結果的には実現しませんでしたが、すごくほほえましかったです。あと、ある日収録前にモニターを見ていたら、永島アナが“めっちゃ前説してる!”とびっくりしました。収録の空気まで作ってもらって本当にありがたかったです。杉原アナにも前説を担当してもらうかもしれませんが、楽しんでいただきながら、みんなで一緒に盛り上げていきたいと思っています。引き続き『私のバカせまい史』をぜひご覧下さい!」

■永島優美アナウンサー

「バカリズム研究長を始め、皆さんの本気の研究発表を間近で見せてもらえて、すごくぜいたくな時間でした!そして、研究発表をされた皆さんのちょっとげっそりされている姿が印象に残っています(笑)。それでも、終わった後に“達成感がものすごい!このままみんなで飲みに行きたいなー”と言っている、あの空気感が好きでしたし、すごく熱のある現場だと思っていました。そんな現場に携われたのが本当にうれしくて、貴重な経験だったなと思います。ただただ素で笑ってしまうというこんなに楽しい番組はなかなかないと思うので、杉原さんも、とにかく楽しんで担当して下さい!引き続き『私のバカせまい史』をよろしくお願いします」

■杉原千尋アナウンサー

「前説を全力でやる永島さんを見て、珍しい番組だなと感じましたが、永島さんの後任として無茶ぶりでもなんでも頑張ってきたいです!もちろん、永島さんの後任ということで、かなりプレッシャーはあるんですが、バカリズム研究長のお力をお借りしながら、一生懸命頑張っていきたいなと思います。また、私は音大出身なので“オペラの歴史”とか、いろいろと興味を持ったテーマで研究発表ができたらうれしいです。よろしくお願いします!」

【編集部MEMO】
『私のバカせまい史』レギュラー化にあたり「毎回の発表の熱量がすごすぎて、研究発表者のみなさんとスタッフの体力が心配です。睡眠時間だけは作って、体を壊さないように…というのが心配事です」とコメントしていた永島優美アナ。ナレーションを担当していた『人志松本の酒のツマミになる話』はホラン千秋、司会を担当していた『FNS歌謡祭』は井上清華アナに交代する。

(C)フジテレビ