元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が5日、YouTubeチャンネル『【ラミレス公式】ラミちゃんねる』に出演。動画「【強い理由がある】阪神最後のピースが揃えばマジック点灯!? 佐々木朗希に今季初黒星をつけた岡田采配&投打のキーマンを徹底分析!」内で、阪神好調の原動力となっている2人の投手について語った。

アレックス・ラミレス氏

今シーズンの阪神は「特に、去年まで無名とも言える存在の投手が素晴らしい活躍をしている」「その選手は2人いて、すごいインパクトを残しているね」と言い、村上頌樹と大竹耕太郎の名前を挙げるラミレス氏。

まず、村上について、「彼のストレートは最速150キロ程度。それほど速いというわけではない」としつつ、「しかし、コントロールが抜群だ。球種の使い方も素晴らしい」「被本塁打は3本のみで与四球はわずか3(※動画撮影時)。本当に素晴らしいね」と絶賛。「この調子でいけば10勝は堅いだろう」と太鼓判を押す。

また、大竹についても「現役ドラフトでソフトバンクから移籍してきたよね。彼は現在6勝0敗、さらに44イニング投げてわずか3四死球(※動画撮影時)」「これはもうとんでもなく素晴らしい数字。本当に素晴らしい」と感服。

続けて「今はとにかく自信を持って投げているんだろう。ソフトバンクではあまり機会を与えられず、悔しい思いをしたかもしれないが、今は自分の能力を発揮できる環境で投げられているという自覚があるんだろう」と分析していた。