女優の志田未来が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『勝利の法廷式』(毎週木曜23:59~)第9話がきょう8日に放送される。

  • 左から高橋優斗、志田未来、風間俊介=読売テレビ提供

ドラマオリジナルの今作は、親友を冤罪で殺人犯にしてしまい法廷を去った女性弁護士・神楽蘭(志田)が、謎の脚本家・黒澤仁(風間俊介)の力を借りて現代社会の闇を暴く劇場型リーガルミステリー。

CASE9のタイトルは「再開」。蘭は刑務所で花(北乃きい)と面会し、連続女性殺人の5人目の被害者が出たことを知らせる。それは連続殺人の犯人が亡くなった蓮ではなく、まだどこかで生きていることを示す証でもあった。蓮の疑いが晴れれば花が蓮を殺す動機も成立しなくなり、花の無実が証明できる。そう訴えかける蘭に対し、花は拒絶。刑務所で苦しみ続けてきた花はすっかり心を閉ざしていた。それでも蘭は「私が真犯人を見つけ出して、無実を証明する」と告げる。

一方、黒澤は蒼(高橋優斗)と対峙。連続女性殺人の4人目の被害者・瓜生二重との関係を隠していた蒼だが、真実を語り始める。

蘭は花の無実を証明するため、再審請求に向けて奔走。再審請求が認められるケースは極めて少なく、“開かずの扉”と言われている。決定的な証拠をつかまなければとても無理な状況だが、蘭は思うように情報を集めることができない。そんな中、黒澤は蘭に、花の息子・早乙女陽斗と会ってきたと告げる。陽斗は、花の逮捕後から児童養護施設で暮らしていた。陽斗が事件当日のことを何か覚えていれば、証拠を見つけるきっかけになるかもしれない。しかし、蘭は幼い子供を利用しようとする黒澤に反発。黒澤は蘭に、陽斗にも母を救いたい思いがあるはずだと主張する。覚悟を決めた蘭は陽斗を連れて、刑務所で花と対面し……。

蘭と黒澤は、“開かずの扉”を開いて再審を勝ち取れるのか。そして残忍な連続女性殺人の真犯人がついに明らかに!?