JR西日本は29日、岡山・備後エリアの新型車両「Urara」(227系)について、運行開始日と当初の導入線区を決定したと発表した。あわせて同エリアで活躍してきた117系が定期列車としての運行を終了することも発表された。
岡山・備後エリアに導入される227系のデザインコンセプトは「豊穏の彩」。沿線を象徴する豊穏のピンク(岡山の桃 / 福山のバラ / 尾道の桜)をシンボルカラーに、太陽の恵みや穏やかさを暖色のグラデーションで表現している。車両愛称名は約1,200件の応募の中から「Urara」(うらら)に決定。車体にも愛称名が掲出される。
新型車両「Urara」(227系)は7月22日から運行開始。当初の導入線区は山陽本線(岡山~三原間)、瀬戸大橋線(岡山~児島間)、宇野みなと線(茶屋町~宇野間)、伯備線(倉敷~総社間)とされ、区間・線区は順次拡大する予定とのこと。
一方、これまで岡山・備後エリアの山陽本線を中心に快速・普通列車で活躍してきた117系は、新型車両「Urara」(227系)の導入に合わせ、定期列車としての運転を終了することとなった。