JR西日本は、Twitterアカウント「JR西日本ニュース【公式】」にて、京都南部・滋賀エリアで運行している113系・117系が引退することを明らかにした。「まもなく運用終了」と発表されていた113系に加え、117系も引退することとなった。

  • 湖西線の普通列車に使用される117系

  • 草津線の普通列車に使用される113系

113系・117系はいずれも国鉄時代に登場した近郊形電車。京阪神エリアでは東海道・山陽本線(JR京都線・JR神戸線など)をはじめ、広範囲にわたって運行され、近年は京都南部・滋賀エリアの湖西線や草津線などで活躍してきた。京都南部・滋賀エリアの113系・117系は「京都地域色」と呼ばれる緑色の塗装が施されていた。

なお、京都南部・滋賀エリアから引退する113系・117系のうち、113系(JR西日本吹田総合車両所京都支所所属)について、4月13~18日に京都鉄道博物館の本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアで特別展示を予定している。113系4両を展示し、期間中の4月14~16日に中間車両(モハ113-5716・モハ112-5716)の車内を公開するほか、ARを活用して「湘南色」「更新色」の2種類の塗装を楽しめる企画や、113系グッズ付き入館券の発売も予定されている。