日本の鉄道の底力に迫る人気シリーズの第8弾『驚き! ニッポンの底力 鉄道王国物語8』(3月2日に初回放送)が、NHK BSにて5月4日19時30分から20時59分まで放送される。日本経済が低迷する中、日本の鉄道メーカーが海外へ進出しており、躍進の秘密に迫る。

  • 英国初の日本製高速列車「CLASS 395」

『驚き! ニッポンの底力』は、鉄道、自動車、巨大建築など、日本が誇る先端技術の最新情報と、その技術が生まれた開発物語に迫る番組。高橋克典さんがナビゲーターを務める。今回は海外進出する日本の鉄道メーカーを取材した。

あるメーカーは、2024年度の鉄道の売上げ1兆円の8割を海外が占める見込みだという。飛躍のきっかけとなった英国では、日本製高速列車「CLASS 395」が高速性・安全性・定時運行などで高い評価を得ている。成功の背景には、「不可能」を可能にした大胆な一手があったとのこと。

  • イタリアで2023年に本格運行開始した新型車両「ブルース」

  • イタリアの大地を疾走する「ブルース」

  • イタリアを走る日本メーカーの通勤電車(車両名「ロック」)

イタリアでは、日本の新型車両「ブルース」が2023年に本格運行を開始。「トリプルモード」という画期的な技術でCO2排出量を50%削減し、世界から注目を浴びている。番組では、「ブルース」の他に、定時運行と乗り心地の良さが評判になっているというイタリアの日本製通勤電車(車両名「ロック」)も紹介する。