――ファンの方にとっても大切なものとして生き続けると思いますが、ファンの方たちの中でどのようになっていってほしいと思っていますか?

セントチヒロ・チッチ:BiSHへの思いはそれぞれ違うと思うので、その思いを大切にしてそれぞれの形で持ってくれるのが一番BiSHとしては幸せだなと思います。それぞれにとってのBiSHがあるから、そのままの形を大切にしていってほしいです。

――最後に、『天国大魔境』にちなみ、皆さんにとって天国はどんな印象か教えてください。

アユニ・D:炊飯器を開けたときの炊き立てのご飯の湯気を感じたときに天国だなって思います(笑)

モモコグミカンパニー:みんな一緒です(笑)

アイナ・ジ・エンド:みんな!?(笑)

モモコグミカンパニー:ご飯つながりでいうと、お寿司が大好きなので、この前北海道で高級なお寿司に連れて行ってもらって幸せでした。天国のような。

――皆さん幸せな瞬間に天国を感じるわけですね。

モモコグミカンパニー:そうですね。“天国=幸せ”な感じはあるかもしれません。

セントチヒロ・チッチ:やっぱり、みんなでいる瞬間が天国なんじゃないですか!?

アユニ・D:はい。絆です!

――そういう時間を大切に、6・29の東京ドームまで突き進んでいただけたら。

セントチヒロ・チッチ&アユニ・D:(東京ドームも)天国にします(笑)

■BiSH
アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dからなる“楽器を持たないパンクバンド”。2015年3月結成。同年5月にインディーズデビューの後、2016年5月にシングル「DEADMAN」でメジャーデビュー。以降、「オーケストラ」「プロミスザスター」「My landscape」「stereo future」等ヒット曲を連発。2021年12月24日に、2023年をもって解散することを発表。同年、『第72回NHK紅白歌合戦』へ初出場を果たす。2022年12月22日に、2023年6月29日に東京ドームで開催されるライブ「Bye-Bye Show for Never」をもって解散することを発表した。