JR東日本は9日、新しい新幹線予約サービス「新幹線eチケット購入機(仮称)」の検証を2026年度末頃から大宮駅と宇都宮駅で開始すると発表した。今秋に利用開始する予定のウェブサービス「JRE GO」に加え、駅で手早く簡単に新幹線チケットが購入できる環境を整備する。

  • 「新幹線eチケット購入機(仮称)」の検証を今年度末頃から開始する

    「新幹線eチケット購入機(仮称)」の検証を今年度末頃から開始する

券売機で新幹線のきっぷを購入する利用者の8割が乗車当日の購入。うち半数が発車時刻の20分以内に購入していると同社。現行の券売機は画面操作の複雑さに加え、改札で複数枚のきっぷを投入する際の難しさもあり、不満や不安の声が寄せられていた。

「新幹線eチケット購入機(仮称)」は、アプリのインストール、サイトへの接続、利用開始手続きを必要とせず、不慣れな人でも最短1分で「新幹線eチケット」を購入できるようにするという。購入後は手持ちの交通系ICカードでチケットレス乗車が可能。新幹線改札で複数枚のきっぷを扱う必要がなくなる。急な出張で利用する人、スマートフォン操作に不安がある人にも簡単でスムーズな購入フローを提供する。

  • 「新幹線eチケット購入機(仮称)」により、簡単な操作でスムーズな購入が可能に。ゆとりを持って新幹線に乗車できるという

    「新幹線eチケット購入機(仮称)」により、簡単な操作でスムーズな購入が可能に。ゆとりを持って新幹線に乗車できるという

具体的には、購入機の画面で乗りたい列車を選択し、交通系ICカードをタッチして乗車用のICカードとして登録。クレジットカードで決済する。乗車時は登録した交通系ICカードを改札機にタッチするだけでよい。

検証開始時点では、JR東日本エリアの東北新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、北陸新幹線(東京~上越妙高間)の発売に限定。普通車指定席・自由席と「TRAIN DESK」、グリーン車、「グランクラス」のいずれも購入可能となる。交通系ICを紐づけて乗車する「新幹線eチケット」のみ扱い、1度に購入できるのは大人1人分とする。

  • 「新幹線eチケット購入機(仮称)」の利用イメージ

    「新幹線eチケット購入機(仮称)」の利用イメージ

  • 「新幹線eチケット購入機(仮称)」の画面イメージ

    「新幹線eチケット購入機(仮称)」の画面イメージ

「えきねっと」「JRE GO」で発売する「新幹線eチケット」と同様、自由席は割引なし、指定席は200円引き。なお、「トクだ値」は取り扱わない。JR東日本は検証結果を反映しつつ、他駅への設置拡大を検討するとしている。