映画『ロストケア』(24日公開)の舞台挨拶が23日に都内で行われ、松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、加藤菜津、柄本明、前田哲監督が登壇した。

  • 左から前田哲監督、加藤菜津、坂井真紀、長澤まさみ、松山ケンイチ、鈴鹿央士、戸田菜穂、柄本明

同作は葉真中顕氏による同名小説の実写化作。未曽有の連続殺人事件を起こした心優しい介護士・斯波宗典(松山)と検事の大友秀美(長澤)が対峙し、自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する彼がなぜ殺人を犯したのかに迫るヒューマンサスペンスだ。

キャストが劇場中段から順に登場すると、松山、長澤に次いで現れた鈴鹿は、その後を壇上にエスコート。その理由を聞かれ「松山さんが(エスコート)しなさいと……」と素直に話す鈴鹿に対し、松山は「俳優は自分で言って伝説を作るものだから、『僕がそう思ったから。(するのは)当たり前です』って言いなさい」とアドバイスを送った。

今回、親子役を演じた松山と柄本。家族で“マツケン”ファンだという柄本は、「長男(柄本佑)も次男(柄本時生)もマツケンファン。この人(松山)の初主演映画に、うちの亡くなったカミさん(角替和枝さん)もお母さんの役で出てたんです」と回顧。「カミさんがね、『いいのがいる!』って言っていた。他の人だったかもな……(笑)。それを聞いて現場に行ったんですよ。会話は交わさなかったんですけど、キャスティングを担当した人に『どこで見つけてきたの?』と聞いた覚えがあります」と笑いを交えながら、松山との出会いを明かした。

一方、松山は今作の役作りで柄本の長男・佑をイメージしていたそうで、「佑くんか、時生くんかと言ったら、今回の作品は佑くんかなと。なので佑として現場にいました」と笑いを誘う。長澤も、松山の演技を見て「“あ、佑くん……!”っていう風に見えました」と本物の親子の雰囲気を感じていたことを明かした。