フジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(毎週金曜24:55~ ※関東ローカル)では、関ジャニ∞を特集した第1話を、きょう3日に放送する。

  • (左から)大倉忠義、村上信五、丸山隆平、安田章大、横山裕=フジテレビ提供

関ジャニ∞は、2004年に8人組グループとしてCDデビュー。19年からは、横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義の5人体制となった。そして3年後の2022年、グループ初となる日産スタジアム公演が決定。日本最大級の野外ライブ開催にたどり着いた。

しかし関ジャニ∞には、あるジンクスがあった。実は彼ら、野外ライブ当日に雨天に見舞われることが多く、公演中止を余儀なくされたこともある。安田は「天候にさいなまれ続けてきて、“頼むからファンに恩返しさせてくれ”という思いです」と心境を明かす。

22年7月。今回の公演でも、開催前日から大雨が。それぞれメンバーカラーのレインコートを着た5人は、雨に打たれながらゴンドラに乗り込み、ライブ冒頭の登場シーンのリハーサルに臨む。その後も彼らは“あるもの”を手作りして晴天を祈るが、当日も雷雨の予報。スタッフから「この状況が続く場合は、ゴンドラは使わない方向で」と伝えられ、「えっ…何時にジャッジする?」と焦るメンバーたち。開演直前まで緊張が張り詰めるなか、関ジャニ∞は7万2千人のファンが待つステージへ向かった。はたして、彼らがこだわってきた“ゴンドラ登場”はかなうのか。

番組では、ライブの舞台裏のほか、本番で披露されたパフォーマンスを続々と公開。さらに、公演の準備期間にも密着。歌やダンスのみならず、ロックバンドとしても活動する彼らの日々を追う。

CDデビュー以降、長年にわたって信頼関係を築いてきた彼ら。これまでの歩みを振り返り、横山は「まるで夢のような体験。やっぱり、1人じゃ何もできひんやろうし」。大倉は「たとえ(本番中に)音が止まっても、絶対に大丈夫な5人」だと自信をみせ、丸山は「“あの人”は、どんなことでも必ずやってくれる。なんとしてでも」というメンバーの名前を挙げる。

ほかにも、ライブ中に関ジャニ∞が他グループの楽曲を歌う企画“ジャニーズメドレー”の裏側を取材。「初心LOVE(うぶらぶ)」(なにわ男子)や「スシ食いねェ!」(シブがき隊)の練習に励む様子を紹介する。

「若い頃、正統派のアイドルを目指していた時期はもちろんありました。でも、自分たちの場合は…」という村上。デビュー19年目、関ジャニ∞の存在意義を語っていく。

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