嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の初回放送日である8日、物語の主な舞台となる愛知県・静岡県にてイベント「大河ドラマ『どうする家康』東海プレミアリレー」が開催。静岡市のグランシップ 大ホールで行われた「出陣式」に、主人公・徳川家康を演じる松本、本多忠勝役の山田裕貴、榊原康政役の杉野遥亮が登壇した。

  • 左から杉野遥亮、松本潤、山田裕貴

主演の松本潤をはじめとするキャストが、1日で愛知県岡崎市、静岡県静岡市、静岡県浜松市の3都市をめぐる同イベント。倍率23倍となった静岡での出陣式には、3048人の観客が駆け付けた。

大きな拍手で迎えられた3人。松本は「久しぶりにこんなに大勢の方の前に立っている。いい会場ですね」と笑顔を見せ、「初回放送の日に静岡に来られて非常に興奮しております。これだけたくさんの方に集まっていただいてお話しできることはなかなかないのでうれしいです」と喜んだ。

大河ドラマ初出演の杉野は、オファーを受けたとき「すごくワクワクしました」と言い、「企画書を読んで松本さんの顔がすごくキラキラして見えたんですよね。これは楽しそうだな、ワクワクするなと……」と振り返った。

杉野が演じる榊原康政は、文武に優れた若き武将。名門榊原家の生まれだが、次男のため自由気ままに好きに生きていたところを、家康にその才能を見いだされる。本作では「徳川家臣団のマイペースな貴公子」とキャッチコピーがつけられている。

杉野は「どこか僕の中では地味な印象があったんですけど、やっていくうちにだんだんこの人すごい好きだなと思ってやれているのはすごくいいかなと思っています」と語った。

初回「どうする桶狭間」がいよいよ今夜放送される。最後にファンへメッセージを求められると、杉野は「予告を見ていて、すごいな、ワクワクするな、楽しみだなって純粋に思ったんです。こういう時代に元気や明るさをお届けできるんじゃないかなと」と魅力をアピール。続けて「僕、1話出てないんですけど思いました」と打ち明けると、松本と山田は「衝撃の事実」「さらっと言ったね」と爆笑し、杉野が「今日このあととかどうしよう」と吐露すると、山田は「“どうする杉野”なんだね」といじった。

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