衣装合わせの場で、監督から細田佳央太に突然告げられた「太れる?」という一言。続けて飛んできたのは、「坊主で」というオーダーだった。

細田佳央太が多くの視聴者に知られるきっかけとなった、2021年放送のTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』第2シリーズ。25日放送の料理番組『滝沢カレン&和田明日香のフィーリンきっちん』(毎週月~金9:55~)にゲスト出演した細田は、わずか2週間で13kg増量したという役作りの裏側を明かした。

  • 細田佳央太

    細田佳央太

『ドラゴン桜』第2シリーズで注目 突然の「太れる?」に即答

番組では、MCの滝沢カレンが、今週のテーマ食材であるタコと、細田の好きな食材を組み合わせ、「タコとアスパラのガーリックソテー」を調理。普段から料理をするという細田も、リラックスした表情でトークを展開した。

その中で話題となったのが、細田にとって“多くの方に知っていただいた”作品だという、2021年放送のTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』第2シリーズでの役作りだった。

細田は、衣装合わせの際に監督から「太れる?」と聞かれ、さらに「坊主で」と告げられたと回想。台本を読んだ段階ではそうしたビジュアルを想像していなかったというが、「はい!」と受け止めたことを明かした。

驚くべきは、その準備期間の短さだ。オーディションの段階では説明がなく、「『太れる?』と言われてから2週間しかなかった」という細田は、「13kgぐらい増やしました。1日1kgぐらい増やす感じで」と告白。ファストフードやコンビニ食をとにかく食べ、役に近づいていったという。

映画『人はなぜラブレターを書くのか』ではボクサー役に挑戦

また、細田は一番大変だった役作りとして、今年4月公開の映画『人はなぜラブレターを書くのか』で演じたアマチュアボクサー役にも言及した。

別作品の撮影と並行しながら、撮影終わりに週4~5回ほどジムに通い、4カ月間みっちり練習したという細田。もともと格闘技を見ていたわけでも、経験があったわけでもなく、「慣れるまでは大変でした」と振り返った。

本来は8カ月かけて練習しなければならない役だったというが、細田に話が来た時点で残された準備期間は4カ月。「4カ月の急ピッチでやろう」と決意し、限られた時間の中で役と向き合った。

2021年の『ドラゴン桜』第2シリーズでの13kg増量から、今年公開の映画でのボクサー役まで。現在放送中のTBS系日曜劇場『GIFT』にも出演している細田の歩みには、作品ごとに自分自身を変えながら、役と誠実に向き合ってきた積み重ねがにじみ出ている。

【編集部MEMO】
『滝沢カレン&和田明日香のフィーリンきっちん』は、週ごとに決まるテーマ食材と、ゲストの好きな食材から着想を得て、MCが自由な感性で料理を作り上げる料理番組。「料理に正解はない、作って楽しい、食べておいしい!」を掲げ、ルールや細かい工程に縛られず、料理中に起こってしまう多少のミスもフィーリングでカバーしながら斬新なレシピを開発していく。