JR東日本は、2023年3月18日のダイヤ改正で、中央本線経由の特急列車のうち、上り「かいじ2号」「あずさ16号」を新宿行から東京行に変更すると発表した。午前中に新宿駅に到着する上り「あずさ」「かいじ」はすべて東京行として運転されるという。

  • 2023年3月のダイヤ改正で、特急「あずさ」「かいじ」は新たに上り2本の運転区間を延長し、東京行に変更する

特急「あずさ」「かいじ」は2022年3月のダイヤ改正で東京駅発着の列車が増え、とくに午前中の上りは「あずさ4号」(平日は東京駅9時27分着、土休日は東京駅9時25分着)から「かいじ14号」(平日は東京駅11時30分発、土休日は東京駅11時32分着)まで、6本連続で東京行となっていた。

2023年3月のダイヤ改正で、新たに上り「かいじ2号」「あずさ16号」も新宿行から東京行に変更。ダイヤ改正後の「かいじ2号」は竜王駅を6時58分に発車し、東京駅に8時57分(土休日は8時58分)に到着。「あずさ16号」は松本駅9時10分に発車し、東京駅に12時8分に到着する。松本駅を9時台までに発車する上り「あずさ」、甲府駅を10時台までに発車する上り「あずさ」「かいじ」の全列車が東京駅まで運転されることになり、新幹線および各線区へのアクセスが向上する。