JR東日本八王子支社は16日、ダイヤ改正を2023年3月18日に実施すると発表した。この中で、土休日に運転される「ホリデー快速おくたま」「ホリデー快速あきがわ」の運行体系を見直し、「ホリデー快速あきがわ」を運転取りやめとすることを明らかにしている。

  • 「ホリデー快速おくたま」「ホリデー快速あきがわ」は新宿～拝島間で併結運転を行う

現行の「ホリデー快速おくたま」「ホリデー快速あきがわ」は、土休日の午前に新宿駅からの下り各3本、午後に東京駅までの上り各3本を設定。いずれも東京・新宿～拝島間で併結運転を行い、拝島駅から「ホリデー快速おくたま」は青梅線経由で奥多摩駅へ、「ホリデー快速あきがわ」は五日市線経由で武蔵五日市駅へ向かう。

来年3月のダイヤ改正で運行体系が変更となり、「ホリデー快速おくたま」は運転区間を東京・新宿～青梅間と青梅～奥多摩間に分割。青梅～奥多摩間の列車は下り「ホリデー快速おくたま81・83・85号」(青梅発奥多摩行)、上り「ホリデー快速おくたま82・84・86号」(奥多摩発青梅行)となり、利用の見込まれる時期に臨時列車として運転される。

新宿方面からの列車は、ダイヤ改正後も下り「ホリデー快速おくたま1・3・5号」(新宿発青梅行)、上り「ホリデー快速おくたま2・4・6号」(青梅発東京行)として運転。青梅駅の新設ホームも活用し、臨時列車の下り「ホリデー快速おくたま81・83・85号」(青梅発奥多摩行)、上り「ホリデー快速おくたま82・84・86号」(奥多摩発青梅行)へ同じホームで乗り換えられるようにする。

東京・新宿～武蔵五日市間で運転された「ホリデー快速あきがわ」は、運行体系の変更にともない運転取りやめに。ダイヤ改正後、武蔵五日市方面へ向かう場合は「ホリデー快速おくたま」を利用し、拝島駅で後続の各駅停車(立川～武蔵五日市間)に乗り換える。「ホリデー快速おくたま」と武蔵五日市方面の各駅停車は拝島駅の同じホームで乗換え可能とされている。