中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう6日に放送。ゲストに森三中、生田絵梨花が出演する。

  • 「ざるそば」(600円)=中京テレビ提供

神奈川県川崎市の庶民的な雰囲気のそば屋は、注文が入る前から小鉢のサービスがスタートするのが特徴で、客が席に着くやいなや、みょうがキムチ、菜の花のからし和え、枝豆、漬け物の盛り合わせなど、様々な小鉢が運ばれてくる。最初はその様子を静観していた客も、予想外の品数に戸惑い、最終的に「ざるそば」(600円)をそば少なめで注文することに。

メニューは、自家製麺の「ざるそば」のほか、「カツ丼セット(大盛)」(1,050円)、20年継ぎ足された天ぷらのタレを使った「エビ天丼セット」(900円)、2種の醤油をブレンドしたタレが決め手の「醤油ラーメン」(550円)などがあり、どれも大量の小鉢がついてくる。大盛を作るのが大好きで、客に満足してもらおうと、足りなかったら「意地でも入れる」と話す、サービス満点の店主。特に子どもたちには優しく、「遠慮と貧乏はしちゃいけないよ、食べたいもの食べなさい」というポリシーでアイスをサービスしている。

大阪市内のオフィス街にある創業102年の老舗うどん店は、天ぷら付き、約2.5人前の「木村屋うどん」(750円)が名物のひとつ。だが、客の多くが頼むのは「ドキドキ」と「ワクワク」。その正体は、天然ブリを使った定食だ。「ブリのドキドキセット」は、カルパッチョ、お造り、天ぷら、あら炊きの4種に、ご飯のおかわり無料で990円。「ブリのワクワクセット」(990円)は、刺し身の代わりに自家製ごまダレ(しょうゆベース)を使ったブリの漬けが付く。客は、そのキャッチーな名前と豪華な内容に興奮し、「めちゃ美味しい。ドキドキしてんねん」と思わず口に出す。

なぜこの安価で天然ブリを提供できるのか。その理由は、店主が船で海に出て、自らブリを釣り上げているからだった。大阪から和歌山まで片道200キロ以上車を走らせ、毎週土日、朝からひたすら当たりを待つ。この2日の釣果によって提供できるブリの量が左右されるだけに、店主は真剣な眼差し。だが、「ものすごい嫌な予感がする」と弱気になることも。果たして釣果はいかに。