女優の馬場ふみかが、テレビ東京の新ドラマチューズ!枠『夫を社会的に抹殺する5つの方法』 (2023年1月10日スタート 毎週火曜24:30~)の主演を務めることが26日、明らかになった。

  • 左から馬場ふみか、野村周平

    左から馬場ふみか、野村周平

同作は原作・三田たたみ、作画・株式会社アップクロスによる同名コミックの実写化作。夫の大輔(野村周平)からDVやモラハラ等を受けてきた主人公の奥田茜(馬場)が、謎の手紙の指示に従い大輔を社会的に制裁する中で、自他と対峙し人生を見つめ直す姿を描く。ただの復讐劇ではなく、現代社会が抱える問題に切り込んだ意欲作となっている。

馬場は主人公の奥田茜を演じ、茜の夫で茜に対して暴力や心無い暴言を浴びせ続ける冷酷非情な奥田大輔役には野村周平が決定。野村は現在放送中の『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』にも出演中で、2クール続けて同枠ドラマの出演となる。現クールの役柄とは打って変わって、豹変する野村周平の姿にも注目となっている。

馬場ふみか コメント

茜は思い描く理想の生活からかけ離れた現実に苦しみ、夫を社会的に抹殺するという復讐を始めます。近年、インターネットやSNSで簡単に人と繋がってコミュニケーションが取れるようになり、実際に会って目を見て人と向き合うことがより難しくなっているな、と痛感しています。簡単に繋がれてしまうからこそ、便利なツールをどう活用し、どんな言葉を選ぶかはとても大事で、その一つひとつに大きな責任があると思います。彼女の復讐を通して、身近な人との向き合い方を一緒に考えられる作品になることを願いつつ…その先にある、自分自身と向き合うことの大切さを感じていただけるよう、誠心誠意、丁寧に演じていきます。

野村周平 コメント

僕は茜の夫役、奥田大輔を演じます。まず台本を読んで、すごくインパクトのある作品だなと思いました。僕が演じる役は非常にひどい男なのですが、やるからには思いっきりやってやろうと思っております。お話の構成がなかなか見たことのないような組み立ての作品で、見ていて怖くなってしまうかもしれませんが、フィクションであるということをしっかりと理解していただきながら楽しんでもらえればと思います。これから撮影が始まっていく中で、大変な作品なのでいろいろあると思いますが馬場さんと一緒に頑張って行きます! よろしくお願いします。

原作:三田たたみ コメント

ドラマ化のお話をいただいた時は、驚きのあまり奇声を発しそうになり、ひたすら猫を撫でて心を落ち着かせました。自分の書いた物語が漫画になるだけでも光栄なのに、まさか3次元の世界で具現化するなんて夢のようです。『夫を社会的に抹殺する5つの方法』略してオトサツ、タイトル通り正統派の復讐物です。かなり過激な部分もありますが、いったいどんなドラマが描かれるのか……一視聴者として心から楽しみにしています!

作画:株式会社アップクロス コメント

「夫を社会的に抹殺する5つの方法」ドラマ化おめでとうございます!!
茜や大輔たちがどう画面の中で動くのかとても楽しみですね!
コミック版もドラマ版もあわせて楽しんでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

プロデューサー・監督:倉地雄大(テレビ東京) コメント

悲痛なまでの心の叫び、現代性を色濃く反映した題材、愛が憎悪に変わる瞬間など、この漫画のもつ“魅力”に驚き何度も読み返しました。本作は“ハラスメント”や“人との関係性”、“炎上問題”など、いま私たちが考えるべき問題と正面から向き合わせてくれます。主人公の茜は、理想と現実のギャップに悩み、苦しみ、そして立ち直ろうともがきます。いろんな感情が入り乱れる茜を、繊細な心の機微を物凄く上手に演じられる馬場さんに演じていただけること、何よりも楽しみです! そして、大きな闇と秘密を抱え、第1話と最終話では印象がガラリと変わる夫・大輔。この茜以上に難しい役を、野村さんに楽しんで挑戦して頂けること、この上ない幸せです! この物語では、一人の女性の復讐劇を通して、「喪失」と「再生」を描いていきます。大きな「喪失」を経た先、茜はどうなっていくのか。見る人の心に刺さるドラマを目指して、これから馬場さんと野村さんと制作していきます!ぜひ、ご期待ください!

(C)テレビ東京 (C)アップクロス・三田たたみ/GIGATOON Studio