――9月からレギュラーラジオ『おいでよ!青春る』(2023年3月まで期間限定)がスタートしましたが、出演が決まったときの心境を教えてください。
吉田結衣:ちょうど「ラジオしたいな~!」と話していたときに舞い込んできた話だったのですごくうれしかったです。19時から21時まで2時間生放送。とんでもない経験をさせてもらっていて毎週楽しいです。
――2時間は大変じゃないですか?
吉田:はい、大変です(即答)! ほんと~に! へとへとです。
岡下雅典:フリートークがすごく長いわけではないですが、「こういう話をしようかな」というのは毎週用意しています。「これラジオでしゃべれるかも」と日々考えるようになりましたね。
――この番組の特色のひとつが高校生との共演があると。そのあたりはいかがですか?
吉田:私は優しくしゃべるように気をつけています。芸人としゃべっているこのトーン、スピードでしゃべると怖いと思うので。優しく「うん、うん!」みたいなことは心がけています。
――学校の先生みたいですね。
吉田:そうですね、できるだけ「なんやねん!」とか言わないようにしています。
岡下:学園祭とかで、高校生を舞台にあげてイジったりするとウケる感触はありました。でも2時間ガッツリとなると、ずっとイジっているわけにもいかない(笑)。そこは難しいですね。相手は素人ですから、キツく言うと傷ついてしまうかもって、そこは考えます。関西弁は確かに僕も言わないようにしています。
――世代間ギャップは感じますか?
岡下:感じることしかないですね(笑)。
吉田:この間も『I’ll』(バスケットボール漫画)とか『ビーチボーイズ』(反町隆史と竹野内豊がダブル主演を務めたドラマ)とか知らなくて……知らんときは「知らん」も言ってくれない(笑)。「あぁ~」みたいな。気を使わせている感じが切なくなるときはありますね。
岡下:びっくりしますね。「お笑い芸人やりたい」と言ってる子が『M-1』見てなかったりする。すごい時代が来るかもねと思いました。
――とても大変さが伝わりましたが、逆にプラスに感じることは?
吉田:シンプルに、若い子とお話しできて、どういうことに興味があるのか知ることができる。今のところ出演してくれる子がみんなピュアでいい子ばかりで、心洗われる2時間です。
岡下:僕は「それどういうことなの?」と人の話を深堀りしていくのが好きなので楽しいです。今流行ってるアニメとか音楽とか知れていいですね。彼らがラジオでかけたい曲を毎回3曲くらい持ってきてもらっていますが、1曲もわからない。だから新鮮です!