アイドルグループ・=LOVE(イコールラブ)の野口衣織、佐々木舞香、齊藤なぎさ、諸橋沙夏、≠ME(ノットイコールミー)の冨田菜々風、蟹沢萌子、川中子奈月心、尾木波菜、菅波美玲、谷崎早耶が、プロデューサーの指原莉乃の歌詞をドラマ化する『もしも、この気持ちを恋と呼ぶなら...。』(ABCテレビ 23日24:24~)に出演する。“もしコイ”は指原がそれぞれのグループへドラマ用に書き下ろしたW主題歌=LOVEの「好きって、言えなかった」と≠MEの「僕たちのイマージュ」の歌詞をベースにした、ちょっぴり切なくて少しフシギな青春学園ラブストーリー。指原の歌詞がドラマ化されるのは初となる。

今回はオーディションを勝ち抜いて出演を手にした野口、佐々木、諸橋、冨田、蟹沢、川中子に、それぞれの役どころやオーディションの裏話を聞いた。

  • 左から諸橋沙夏、佐々木舞香、野口衣織、冨田菜々風、蟹沢萌子、川中子奈月心 撮影:泉山美代子

    左から諸橋沙夏、佐々木舞香、野口衣織、冨田菜々風、蟹沢萌子、川中子奈月心 撮影:泉山美代子

■諸橋「学生役だから絶対にないと思っていたら…」

――出演が決まったときの感想を教えてください。

蟹沢:ずっとドラマに出演することが憧れでしたし、先輩のイコラブさんと共演させていただけることもすごくうれしかったです。オーディションを通して演技の楽しさを知ったので、出演が決まったからには頑張ろうと思いました。

諸橋:学生役のオーディションだから今年26歳の私は絶対にないだろうと思っていたので、合格の連絡をいただいたときは「大丈夫かな?」と不安だったのですが……台本をいただいたらまさかの先生役だったので納得しました(笑)。

――今作は指原さんの歌詞をドラマ化した作品ですが、指原さんからアドバイスはありましたか。

野口:ドラマが決定したとき「初めてのドラマ出演ですごく緊張してるんですけどどうしましょう」って連絡したら、「私もすごく緊張してるよ」って仰ってくれて。「バドミントンの練習も皆で頑張ってね」って応援してくれました。指原さんはいつも私たちに歌詞の表現を任せてくれるので、今回も「衣織が思う日南ちゃん(野口演じる鈴野日南)を演じたらいいんだよ」と言ってくれました。

■YouTubeで公開された動画に川中子「お恥ずかしかった!」

――YouTubeでもオーディションの様子が公開されていますが、どんな意気込みで臨みましたか。

冨田:すごく長い台詞があって大苦戦したんですけど、せっかくいただけた機会を逆に楽しみたいと思って挑みました。

川中子:ドラマのオーディションを受けさせていただけると聞いたときから楽しみにしていて、喜怒哀楽の1人芝居や台詞を覚える審査へは何度も何度も練習して臨みました。

――YouTubeでは、川中子さんが涙を浮かべて熱演しているシーンも公開されていましたね。

川中子:最初に公開された動画にはあまり映っていなくて安心していたのですが、1人芝居の審査のシーンはたくさん映っていて……お恥ずかしかったです!(笑)

一同:「お恥ずかしかった」?(笑)

野口:物語がすごく切なくて、好きだなと思いながら楽しく台詞を覚えることができました。当日の朝は占いを見まくって、そのうち2つのラッキーカラーが黄色だったので気合いを入れて黄色のワンピースを着ていきました!

蟹沢:準備をしていったものを見ていただいてどう受け取られるだろうかという、オーディションならではのドキドキ感を味わいました。演じる役のドキドキとも重なって、「今私演技をしているんだな」と感じられた瞬間がうれしかったです。

佐々木:久しぶりに緊張したんですけど、私はあまり顔に緊張が表れないみたいで。審査員の方々に「緊張されてますか?」って聞かれて「してます!」って答えたんですけど「本当にしてますか?」って言われてしまいました。長台詞をめちゃくちゃ噛んでしまって、こんなに緊張していない顔をしているのに噛んじゃうんだって自分でも恥ずかしくて(笑)。でも「やっちゃえば、やっちゃおう」という感じですごく楽しくできたというか……。

  • 野口衣織 (C)ABCテレビ

  • 冨田菜々風 (C)ABCテレビ

――「やっちゃえば、やっちゃおう」とは……? 今は緊張されてないですよね?(笑)

佐々木:とにかくやっちゃおう! っていうイメージです(笑)。今は緊張してません(笑)。

■楽屋では互いを応援 冨田「お見送り会と確認大会を」

諸橋:私は全く緊張しなかったので楽屋でもお菓子を食べていました。「おもしろくなーる」というお菓子を食べて審査に臨んだら、プロデューサーさんから「今日見た中で一番演技面白かったよ!」って言ってもらえて「効果ある!」ってビックリしました(笑)。今日は食べていないので面白くないんですけど……。

佐々木:面白いよ!(笑)オーディションの日は笑い声が遠くまで聞こえてきて、演技の審査のはずなのに何をしてるんだろう?って気になっていました(笑)。

川中子:ノイミーのメンバーと一緒に審査を受けたので、楽屋で「緊張するね」「頑張ろうね」って言い合えたことで安心感をもらえました。メンバーと一緒じゃなかったらもっと緊張していたと思います。

冨田:私たちも楽屋で「これで大丈夫かな」「こんな台詞の言い回しはどうかな」と相談し合ったり、審査に向かうメンバーを「行ってらっしゃい」「頑張ってね」って送り出したり、お見送り会と確認大会をしていました。