アイドルグループ・=LOVE(イコールラブ)の野口衣織・佐々木舞香・齊藤なぎさ・諸橋沙夏と、≠ME(ノットイコールミー)の冨田菜々風・蟹沢萌子・川中子奈月心がオーディションを勝ち抜き、プロデューサーの指原莉乃の歌詞をドラマ化するABCテレビのドラマ『もしも、この気持ちを恋と呼ぶなら...。』(23日24:24~※関西ローカル、TVer・GYAO! にて見逃し配信あり)にメインキャストとして出演することが決定した。

『もしも、この気持ちを恋と呼ぶなら...。』(C)ABCテレビ

今作“もしコイ”は指原がそれぞれのグループへドラマ用に書き下ろしたW主題歌=LOVEの新曲「好きって、言えなかった」と≠MEの新曲「僕たちのイマージュ」の歌詞をベースにした、ちょっぴり切なくて少しフシギな青春学園ラブストーリー。指原の歌詞がドラマ化されるのは初となる。物語は、ある女子校のバドミントン部のエースコンビを中心に、切なくて儚い青春のワンシーンをみずみずしく描き出していく。

オーディションでは、監督、脚本家らを審査員に、「喜怒哀楽の4要素を入れた一人芝居」、「2人で台本の登場人物を演じる掛け合いのお芝居」、「ランダムに選ばれた4人によるシミュレーション」から、それぞれの役にもっともフィットするメンバーがキャスティングされた。メインキャスト7人の役どころとコメントは以下の通り。

■野口衣織

鈴野日南(すずの・ひな)役/高校3年生。バドミントン部の急上昇2番手ながら、自分に自信がもてないでいる。

出演が決まったときは“わぁ! どうしよう!!”って思いました。ドラマや舞台を経験しているメンバーばかりで、焦った気持ちがありつつ、初めてドラマ撮影を経験できると思うと嬉しさもありました。私が演じる日南ちゃんは、自分に自信がなくて、自分のことをあきらめているような静かさをもった女の子……と思っていたのですが、台本を読み重ね、撮影を重ねる中で、繊細で温かい優しさをたくさん感じるようになりました。健気で儚くて愛おしい、そんな日南ちゃんの魅力をどうすれば表現できるかな、と考えながら演じました。演じてみて、すべてが思い通りじゃないからこそ、夢があって愛おしく感じることって、きっとたくさんあるんだろうなと感じました。ありふれた日常の中の非日常……この作品でしか感じられない甘酸っぱい青春の温かくて不思議なお話をたくさんの方に楽しんでいただけたら嬉しいです。

■冨田菜々風

小峰有希(こみね・ゆき)役/高校3年生。いつも元気で明るく何事にも一生懸命なバドミントン部のエース。

学園ドラマに出演してみたい! という夢が叶って、素直にうれしいです! ただ、びっくりして信じられない気持ちがずっとあって、読み合わせの日は半信半疑で現場へ向かいました(笑)。私が演じる有希は、元気で明るくて何事にも一生懸命でキラキラしている女の子。監督からは“私らしく演じたらいいよ”とアドバイスを頂いたので、撮影では私なりに一生懸命に考えて、役に向き合って演じました。バドミントンは、練習している動画を撮って見直したり、どこに行くにもラケットを持ち歩いて練習していました。登場人物ひとりひとりがいろんな気持ちを持っていて、考えれば考えるほど深い作品です。みなさまにも、色々な角度から観て楽しんでいただけたらと思います。

■佐々木舞香

森見奈緒(もりみ・なお)役/高校3年生。有希、日南にライバル心を燃やすバドミントン部エース候補。

バドミントンを指導してくださる方から“打つのが上手”と言ってもらえたのですが、練習できる機会が少なくて……。撮影の休憩中や合間には(蟹沢)萌子とずっとバドミントンをしていました。収録合間の練習で汗だくになった萌子が“(汗をかきすぎたので)シーンがつながらなかったらどうしよう!”って困るほどでした(笑)。ラケットに触れている時間も長かったですし、今回の撮影を通してバドミントンのことが好きになりました。奈緒ちゃんは、クールだけど人一倍努力して結果も出してきた……だからこそ、エースの有希ちゃんたちに対して嫉妬心や、もどかしさがあって、だけど負けたくないという芯の強さももっている女の子だと受け止めて、真剣に演じました。頑張っているみんなの姿に心を打たれることもありました……。今の時代を生きている人なら一度は考えたことがあるような、共感できる作品です。ぜひ楽しんでください!

■蟹沢萌子

藤丸あおい(ふじまる・あおい)役/高校3年生。信頼の厚いバドミントン部部長。

今回のオーディションを通して“演じることってやっぱり楽しいな”と感じましたし、作品のためにしっかりと頑張ろうと思いました。この作品はとてもフシギなお話で、初めて観るときと、2回目に観たときでは印象が大きく変わると思うので、絶対に繰り返し観たくなるだろうなと感じています。あおいは、部員たちから慕われている部長で、実力ではどこかに劣等感を持っていながらも、それを超えた感情でみんなのことを見ている人だなって感じました。ひとつひとつのセリフの奥にあるあおいとしての気持ちがちゃんと伝わるように心がけて、丁寧に演じました。私自身、あおいの物語がもっと知りたくなりました。有希と日南を中心に回っていく、でも、バタフライ・エフェクトのように一つのなにかですべてがかわってしまうこともある……そんな青春のきらめきと儚さとが詰まった唯一無二の物語。ぜひ最後までご注目ください!

■川中子奈月心

中瀬小夏(なかせ・こなつ)役/高校2年生。人懐っこいバドミントン部の末っ子キャラ。

演技をすることが大好きなので、オーディションのお話を聞いたときから楽しみにしていました。オーディションの経験だけでもありがたいという気持ちでしたので、出演が決まったときは……夢心地でした。小夏は高校2年生で、先輩たちととても仲が良い女の子。先輩から愛されている元気でかわいいイメージの小夏をしっかりと演じられるように心がけました。実は、私自身がダジャレ好きということで、なんと、現場でダジャレのセリフを追加してくださったんです! そのダジャレのシーンは監督さんからアドバイスをいただきながら演じました。このお話は、部活、バドミントン、そして恋……? それにちょっとファンタジーな部分も盛り込まれていて、一つの作品でいろんな面白さを味わえる素敵な作品です。ぜひストーリーを楽しみながら、登場人物ひとりひとりの関係性など細かなところまで注目して楽しんでいただけたらうれしいです!

■齊藤なぎさ

岬花梨(みさき・かりん)役/高校3年生。学校に自分の居場所を見つけられず、慕っている日南にだけ心を通わせているのだが……。

オーディションは、まさか受かるとは思っていなかったので、出演が決まったときはびっくりしました。脚本を読ませていただいて、とても面白いと思いましたし、何よりもメンバーが演じたらどうなるのかがすごく楽しみになりました。撮影に入ってみると、日南ちゃん役の衣織のお芝居がすごい! って思いました。演じる上で意識したのは、花梨の“感情”です。物語の仕掛けの部分と花梨がリンクする部分もあって、とても大切に演じました。=LOVEと≠MEで出演する初めてのドラマ、とても素敵な作品になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください!

■諸橋沙夏

宮部穂乃果(みやべ・ほのか)役/気さくで優しい保健の先生。生徒たちから相談相手として信頼されている。

学園ドラマで学生役のオーディションと思っていたので、まさか自分はないだろうと思っていたのですが……まさかの保健室の先生役での出演が決まったときは、とてもうれしかったです! 保健室の先生って、生徒から人気があるイメージだったので、かわいくて相談に乗りやすくて、オシャレにも気を遣って……そんな先生像を意識しました。私のシーンでは、=LOVE、≠MEのみんなで楽しく演じられたと思いますので、注目してみてください。お話は、脚本・諸橋隼人さんが描く、普通の青春ストーリーではなくて、現実とはちょっと違った世界を感じさせてくれる物語で、私自身とても大好きなストーリーです。理想の世界を思い描きつつも、ちゃんと今を生きている現実の世界で、大切な相手にちゃんと気持ちを伝えたくなるような作品です。ぜひ楽しんでください!

また、≠MEの尾木波菜、菅波美玲、谷崎早耶も出演決定。尾木は図書委員の2年生で星新一の「ショートショート」を愛読している山崎春陽(やまさき・はるひ)役、菅波はおっとりした性格のバドミントン部3年生・園田紬(そのだ・つむぎ)役、谷崎は春陽とは大の仲良しでいつも一緒にいる図書委員の2年生・小暮紗世(こぐれ・さよ)役を務める。さらに物語の転換点にもなる冨田菜々風演じる小峰有希の恋人・副島智輝役で若手俳優の鈴木康介が物語に華を添える。