女優の橋本環奈が主演を務める、映画『バイオレンスアクション』(8月19日公開)の本編映像が10日に公開された。

  • 橋本環奈

    橋本環奈

同作は浅井蓮次と沢田新による人気コミックの実写化作。ピンクのショートボブでゆるふわな雰囲気の女の子・菊野ケイ(橋本)が日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする日常を描く。ただしそのバイト先は指名制の殺し屋で、ケイはナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕の殺し屋だった。そんなゆるふわ最強ヒットガール・菊野ケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくる。

この度公開されたのは、ケイ(橋本)のバイト先である殺し屋組織・ぷるるん天然娘特急便の本拠地であるラーメン屋での一コマ。円卓を囲んで人生ゲームをしているヅラさん(岡村隆史)と店長(馬場ふみか)、渡辺(鈴鹿央士)だが、ヅラさんと渡辺はいつものようにつまらない事で言い合っている。一方のケイは、騒がしい2人のことはお構いなしにスマホで猫の動画を見ているが、2人のじゃれあいは次第にヒートアップ。渡辺がルーレットで「右隣の人と家を交換する」という目を出すと、納得のいかないヅラさんが思わず渡辺の手をピシャリと叩く。すると、すかさず渡辺の手がヅラさんの頬に直撃。見かねたケイはヅラさんのカツラをスポッと外し、さらに、お尻を触った渡辺に大激怒する。「〇〇が悪い」と三者三様の意見をブツブツと主張して揉めている3人だが、背後では電話が鳴っていて、どうやら客から仕事の依頼があった模様。可愛らしい声で電話を取った店長が、ついに、騒がしすぎる3人に衝撃の言葉を放つ。

岡村と鈴鹿の絶妙な凸凹感、橋本や馬場の思い切った演技が爽快で、笑いを誘うコミカルなシーンで、見た目も中身も超個性的なバイトメンバーたちの関係性をユーモラスに描いた。重要な見どころの1つとなっており、実際の撮影現場でも瑠東監督を筆頭に常に笑いが絶えなかったという。

(C) 浅井蓮次・沢田 新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会