女優の橋本環奈が主演を務める、映画『バイオレンスアクション』(8月19日公開)の場面写真とオフショットが7日に公開された。

  • 左から猪塚健太 、杉野遥亮

    左から猪塚健太 、杉野遥亮

同作は浅井蓮次と沢田新による人気コミックの実写化作。ピンクのショートボブでゆるふわな雰囲気の女の子・菊野ケイ(橋本)が日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする日常を描く。ただしそのバイト先は指名制の殺し屋で、ケイはナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕の殺し屋だった。そんなゆるふわ最強ヒットガール・菊野ケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくる。

簿記の勉強に勤しむケイ(橋本)は、学校帰りのバスで、スーツを着こなしたビジネスマン風の男性と運命的な出会いを果たす。実は彼は関東最大のヤクザ、伝馬組の金庫番テラノ(杉野遥亮)だった。伝馬組の一派、木下(高橋克典)からの依頼により、ヤクザの内部抗争に巻き込まれたケイたちだったが、バイト仲間のだりあ(太田夢莉)が負傷し運ばれた病院で、ケイは偶然にもテラノと再会。テラノは過去の抗争で重症を負った仲間、クラ(猪塚健太)の見舞いに来ていた。

今回公開されたのは、病室で神妙な面持ちをしたテラノがクラを見つめる姿を捉えた場面写真。かつて、頭脳明晰なテラノと危険を顧みない鉄砲玉のクラは良き相棒として活躍した間柄で、いつもはクールなテラノが、クラの前では素の感情を見せる重要なシーンとなっている。クラが負傷したのにはある因縁があることが判明し、仲間の為に復讐を誓ったテラノはヤクザの組織を揺るがすほどの思い切った行動を起こすこととなる。

また、杉野と猪塚の仲の良さが滲むオフショットも到着。佐藤二朗、城田優、高橋克典、森崎ウィン、大東駿介ら錚々たるメンバーが揃った伝馬組の撮影では、シリアスなシーンが多くある中でも常に笑いの絶えない明るい現場となったという。瑠東監督とキャスト陣が円になって役の心情を語り合う場面もあり、エンタメ作品だからこそ芝居にリアリティーを込めたい、というキャストとスタッフの強い思いが詰まった作品に仕上がっている。

(C) 浅井蓮次・沢田 新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会