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次に姿を見せたのは、10人分の仕事を1人の力でこなしてしまう力見力(長田)を雇う粗悪社長(粗品)。「せーの!」の掛け声で観客が「力見~」と呼ぶと、「ギイイー!!」と力みすぎた力見が登場したが、そのまままっすぐ進んで舞台から落下。「すいません、段差気付きませんでした」「骨がギイイ―ってなりました」と、いきなり腰に想定以上のダメージを食らったようだが、そんな健気な姿に、観客からは「かわいいー」の声も聴こえた。

粗悪社長からマージン90%を引かれて1,000円のギャラに喜んだ力見は、舞台を見て「狭いんで広げてイイですか?」と、巨大スピーカーを折り畳んでコンパクトにするという名目の破壊行為を敢行。その破片でなぜか観客の頭をはたきだし、さすがの粗悪社長も「なんてことすんねん!」と咎(とが)めた。

そして、同じような風貌をした6人の力見力軍団が登場し、彼らを従えて「♪Choo Choo TRAIN」ならぬ「♪ギーギートレイン」を、おなじみの手をぐるぐる回す振り付けとともに披露。普段のしゃべりは力みすぎてしまう力見だが、肩の力が抜けた安定感抜群の美声を響かせ、粗悪社長も「めちゃくちゃ歌うまいがな」と新たな発見だったようだ。

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「志村けんの大爆笑展でも行くか~」と粗悪社長と力見力が去った後に登場したのは、ポジティブなアンミカならぬ、ネガティブすぎる陰ミカ(丸山礼)。「ホンマ私みたいなもんが生まれてきてすいません」と自らを下げるだけでなく、当日販売されていた番組グッズを「みんなが汗水垂らして稼いだお金をこんなグッズに使う~?」「詐欺やんこんなん」「生地ペラッペラやで」とネガティブ紹介しまくったが、この斬新な商法が奏功したのか、終演後の物販ブースは大盛況となっていた。

陰ミカは絶好調で、アシスタント役の菊田がバチェ男のコーナーで噛んだのをイジり、「ちょっとしかセリフないのに、そんなん人生ドブに捨てたようなもんや」とバッサリ。さらに、秋山の「天狗ですみません」のキャラクターがデザインされたミニチャームに「いつの何のキャラやねん」と、毒舌が止まらなかった。

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■胸毛&ヘソ毛を見せていくスタイルのアイドル

そして、いよいよデビュー曲を披露するはこね男子が登場したが、そこに「俺たちの島で何やってんだー!?」と現れたのは、特服(長田)率いるヤンキー軍団。いきなり仙石原(せいや)を囲んで攻撃をすると、そこに強羅と小涌谷も加勢してボコボコにするという謎構図が発生したり、ヤンキー軍団の菊田が新キャラクター(カシスオレンジ)で登場するという番組のファン感謝イベントにあるまじき行為を見せるなど、波乱の展開を予感させる。

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「ここは俺らが乗っ取る」という特服に対し、仲裁に入る健全な高校生の秋山、ヒコロヒー、丸山(※メイクは陰ミカのまま)が提案したのは、恒例の「マジガマン」対決。まずは、熱湯が入ったコップを腹に乗せる数で競う「熱々!コップガマン」に小涌谷(岡部)が挑むが、上半身裸になるとアイドルらしからぬ胸毛とヘソ毛がお目見えし、デビューイベントにやってきたはずのファンから「やだあ」の声が飛ぶ。

対する粗品は、「最近1個だけ我慢できんかったことがあって。見に覚えのない4,630万円使ってもうたんや」と、自らの毛量を生かし、田口翔被告の保釈のミラクルを再現。そんな2人の対決が始まると、会場の子どもたちの「がんばれー!」の声援があちこちから飛び、大人たちも腹の上で揺らぐコップをハラハラしながら見守った。

次の対決は、仙石原とカシスオレンジで「熱々!冷え冷え!コップガマン」。「本編にも出てこないキャラに誰が負けるか!」と気合いが入る仙石原に対し、カシスオレンジが裸になると、乳首周りにもっさりと毛をたくわえていることが発覚。会場からこの日一番の悲鳴が上がり、ヒコロヒーは「お客さんもマジガマンです」と同情する。

最後の対決はコップがLサイズになり、特服と強羅のチョコプラ対決。力見力で舞台から落下した際の腰のダメージを引きずる特服は、乳首にコップを置かれて敏感になると、ヒコロヒーから「お子さんもいるんで」と注意。一方の強羅は、「絶対変な臓器入ってる」「肺が1個多い」と言われるほど不自然に腹が膨れ上がり、はこね男子チームはコップを置く場所に四苦八苦した。

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