インスタグラムフォロワー30.8万人、ライブ配信アプリ「17LIVE」フォロワー40万人と、インフルエンサー・ライバーとして注目を集めるDJ MEL。eスポーツチーム「GamingTeam Revo」に所属し、eスポーツの世界でも活躍している。DJとしてキャリアをスタートさせてから、肩書きにとらわれない現在の活動を実現するまでには、どのような歴史があったのか。そして今後計画する新たな挑戦についても話を聞いた。

  • DJ MEL 撮影:島本絵梨佳

■『ゲーム実況者バトル!DRAMATIC-MIC!!』出演

――MELさんが出演された『ゲーム実況者バトル!DRAMATIC-MIC!!』(テレビ東京系・6月12日放送)拝見しました。ゲームのプレイヤーではなく「実況者」がバトルするという内容でしたが、収録を振り返っていかがですか?

実況のレジェンドである古舘伊知郎さんも出演されていたのですが、言葉を詰まらせずに話す技術が本当にすごかったです! 私自身としては、ただゲーム配信をするのと実況はやっぱり違って、ゲームが好きという気持ちに加えて、知識も必要なんだと思いました。今回番組で実況という新しい挑戦をさせていただいて、自分の至らないところがたくさん見つかったので、もっともっとゲームの世界を勉強していきたいです。

――番組では、桃月なしこさんと「ポケモンユナイト」の実況でバトル。MELさんはプレイではなく、プレイヤーの方のパーソナルな部分に絞って実況しているのが印象的でした。

桃月さんがポケモンに詳しいことは知っていたので、私が知識で勝つのはなかなか難しいなと……。なので、DJという職業柄、盛り上げることに関してはちょっと自信があったので、ゲームをプレイするガーリィレコードの高井(佳佑)さんをイジってみたり、笑いをとるほうに力を振り切りました(笑)。

――高井さんがインスタグラムに自作のお弁当の写真を載せているという情報を話されていましたね(笑)。MELさんは普段からゲーム配信をされていますが、実況バトルのときのようにお話されているんですか?

いえ! ゲーム配信は自分の好きなゲームをまったりとプレイしています。

――MELさんはeスポーツチーム「GamingTeam Revo」に所属するなど、eスポーツの世界でも精力的に活動されていますよね。『DRAMATIC-MIC!!』出演もそうだと思うのですが、「好き」が仕事につながっているのでは?

元々ゲームは自粛期間中、自宅にいることが多くなって趣味で始めたことなので、最初はお仕事にするのが心配な部分もありました。でも、テレビに出演させていただいたり、eスポーツのチームに参加させていただいたりしていると、数万人規模で開催されるeスポーツの大会と、自分がDJとして出演していたフェスが、観客の方を盛り上げるという意味で似ている面白さがあって、お仕事にもしていきたいと思うようになりました。