
パーソナリティのアイナ・ジ・エンド
母の歌声から覚えた「明菜ちゃん」の魅力
アイナ・ジ・エンド:先週はミュージシャンの坂本美雨さんがゲストに来てくださいました。ご自身のルーツミュージックとして、ご両親から影響を受けた音楽を挙げていらっしゃったんですけど、私自身も実は父と母から影響を受けた音楽がたくさんあるんです。
なんて言うんですかね、直球で心に刺さる歌詞や、濁りのない澄み切った楽器の音とか、昭和の音楽って本当に純度が高くて大好きです。そんな素敵な世界を教えてくれた両親には、すごく感謝しています。ということで今回は、私が生まれる前の「昭和」をテーマに、好きな曲をセレクトしていこうと思います。
まずは、1982年の中森明菜さんの楽曲です。お母さんが中森明菜さんの大ファンで、例えばお母さんとカラオケに行くと8割ぐらい中森明菜さんの歌を歌うわけですよ。ちっちゃいときからお母さんの声で明菜ちゃんの曲を覚えるみたいな、そういう感じでした。
お母さんの「明菜ちゃん、明菜ちゃん」が刷り込まれて、私も「明菜ちゃん」って勝手に呼ぶぐらいお母さんから影響を受けました。今日紹介したいのは「少女A」という楽曲なんですけど、これジャケットの写真もすごく可愛くて。
赤いTシャツに白いトップスを合わせたような写真で、ちょっとムスッとしている表情なのに、あどけない感じも残っていて。二度と撮れない瞬間を捉えているわけですよ。これが私大好きで。
歌詞も「じれったい じれったい」ってね。ジャケ写も、歌詞も、明菜さんの表情も、すべてが神がかっていますね、これ。当時17歳ということで、10代の今しか出せない貴重な表情やお声をしっかり封じ込めた作品なんだと思います。これからも大切に聴き続けていきたい楽曲です。中森明菜さんで「少女A」。
注目してほしい! 職人技のバックコーラス
アイナ:続いての楽曲をご紹介させてください。これも大好きな曲なんですけど、中山美穂さんです。以前ね、「ただ泣きたくなるの」という楽曲が大好きって番組で告白した記憶があるんですけど、この曲とは打って変わってアップテンポの軽快な曲を紹介させてください。
「ツイてるねノッてるね」(1986年)という曲なんですけど、好きなポイントが1つあって「Lucky Girl」って言うんですよ。その後に「ウォウォウォ ウォウォウォ」っていう後追いコーラスみたいなのが入ってくるんですよ。この「ウォウォウォ ウォウォウォ」の箇所をよく聴いてみてほしいんですけど、本当にめちゃくちゃ上手。
これって何度練習しても、あの均等なボリューム感でスタッカート気味に歌うのって本当に難しいんですよね。だからこそすごい曲だし、どこか面白くてすごく癖になるんです。なんたってね、筒美京平さんと松本隆さんのコンビなので、もちろん最高なんですけど、このコーラスもよかったら一緒に聴いて楽しんでほしいです。中山美穂さんで「ツイてるねノッてるね」。
父の一言からドハマり! 親子でつながる大貫妙子の魅力
アイナ:聴こえましたか? この「ウォウォウォ」コーラス。本当に大好きで、ここだけリピートしたくなるくらい癖になるんですよね。いつか私もこういう癖になるようなコーラを生み出してみたいなと思います。
続きまして、本日最後の曲です。実は1週間ぐらい前かな、妹の誕生日をお祝いするために関西のほうに帰っていたんですけど、そのときに父に教えてもらった楽曲です。お父さんに「今、大貫妙子さんがめっちゃ好きやねん」って言ったら、お父さんが「えっ、パパも80年代に『ピーターラビットとわたし』って曲めっちゃ聴いてたよ」って教えてくれて。「なにその曲?」みたいな流れで聴き始めたんですけど、そこからこの曲にドハマりしちゃいました。
まず歌詞がすごく可愛いくて、「ピーターラビット」みたいな可愛いワードがたくさん飛び出してくるんですよ。ここに変拍子みたいな展開が入ってきて、普通に手拍子をさせてくれないんですよ。「んっ、んっ」って一瞬惑わされるようなリズムの仕掛けがあって、聴くたびに驚きと発見があって本当に楽しいんです。
で、それに乗る大貫妙子さんの清らかボイスが最高なので一緒に聴いてほしいです。大貫妙子さんで「ピーターラビットとわたし」(1982年)。
パーソナリティのアイナ・ジ・エンド
<番組概要>
番組名:東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの「ほな、また」
放送日時:毎週土曜11:30~11:55
パーソナリティ:アイナ・ジ・エンド
番組Webサイト: https://tfm.co.jp/honamata/
番組公式X:@honamata_tfm