アイドルグループのNMB48が、グループ活性化プロジェクト『NAMBATTLE2(ナンバトルツー)〜がむしゃらにならな NMBちゃうやろっ!〜』に臨んでいる。

NMB48の未来をかけた個人戦・チーム戦含む「愛」「舞」「運」「J(ジェイ)」の4つのバトルを開催し、それぞれの勝者にプライズが贈呈される同プロジェクト。バトル「愛」では、NMB48の27枚目シングルの表題曲選抜入りをかけ、ファン投票イベントも開催されている。

今回は、そのファン投票イベントの速報・中間発表で第1位を獲得した小嶋花梨に、「NAMBATTLE2公演~舞~ TeamN」公演後にインタビュー。バトル「愛」への思い、NMB48の今後について話を聞いた。

「NAMBATTLE2公演~舞~ TeamN」公演後にインタビューに応じたNMB48・小嶋花梨

■「自分たちらしさ」を出せた公演に

――「NAMBATTLE2公演~舞~ TeamN」公演お疲れさまでした! 2クールを終えてみて、手応えはいかがでしょうか?

劇場公演でのパフォーマンスバトルは、昨年開催された「NAMBATTLE」でも経験しているのですが、今回は人数が違ったり、NとM二つのグループで競い合うということもあって、「自分たちの強みはなんだろう?」「今自分たちに足りないものはなんだろう?」と、自分たちと向き合う期間を過ごせたんじゃないかなと思っています。

実際に1クール、2クールと終えてみて、チームNは1クール目で反省点が見つかったことが大きかったです。審査員の方々に頂いた言葉は、チームNに足りない部分を指摘するものが多かったので、それを改善しながらも、2クール目はバトルで採点されるということにとらわれすぎず、自分たちを出し切って、とにかく楽しむことを意識して臨みました。そのかいもあって、1クール目では出せなかった「自分たちらしさ」みたいなものを存分に出せたんじゃないかなという達成感があります。

――審査員の方々には、どのようなポイントを指摘されたんですか?

チームMに比べると、チームNのほうが先輩と後輩の経験値の差が開いているので、パフォーマンスのレベルの差や溝みたいなものを感じると言われたことが発見でした。

やっぱり時間が限られているということもあって、自分たちはリハーサルをやり込むことができなくて……1クール目は日程的に、審査員の方々がチームMのパフォーマンスを最初に見てくださっていることもあって、比べられることのしんどさみたいなものをすごく感じました。

――1クール目と2クール目の間は1週間しかありません。その期間で先輩と後輩の経験値の差を埋めるのは至難の業ですよね……。

実際にリハーサルを通して、後輩メンバーに伝えられるものがあるなら伝えましたが、経験値の差をこの短時間で埋められるかというと、それは難しいですよね。だからといって、先輩が後輩に合わせるというのも違いますし……。

でも、審査員の方々からのフィードバックがあってから、後輩たちが「負けるか」という思いで、グイグイ来てくれたように感じたので、気持ちの面で変わる部分は大きかったのかなと思います。