お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が、日本テレビ系大型特番『24時間テレビ45』(8月27~28日)のチャリティーマラソンランナーに決定した。2日に放送された同局系バラエティ番組『THE 突破ファイル』(毎週木曜19:00~)で発表された。単独でのランナーは、2018年のみやぞん(トライアスロン形式)以来4年ぶりとなる。

EXITの兼近大樹=日本テレビ提供

『THE 突破ファイル』の番組エンディングに総合司会の水卜麻美アナウンサーが登場し、MCの内村光良から「24時間テレビのチャリティーランナーを発表します。この中に今年のマラソンランナーがいます!」と告げられたランナー候補者の出川哲朗、桂宮治、佐藤栞里、生見愛瑠、EXIT(りんたろー。・兼近大樹)、錦鯉(長谷川雅紀・渡辺隆)、王林。彼らの名前が書かれたボールを水卜アナが一人ずつ引き、内村がランナーであれば「突破!」、ランナーでなければ「違います!」と1人ずつ判定する、緊張の発表となった。

MC・内村と本人以外はランナーが誰なのか聞いていない緊張感漂うスタジオで1人ずつ判定され、最後の2人になったところで兼近の名前が書かれたボールが引かれ、内村から「突破! 今年のランナーは兼近です!」と発表。出演者から大拍手が送られる中、兼近は「お声がけいただいたときからありがかったです」とコメントし、相方のりんたろー。は「知らなかったです!! ジム行き始めたのもこのため!? ビックリしました!」と驚きを隠せない様子だった。

兼近は「暗いニュースも多い塞ぎ込みがちなこの時代に、お笑い芸人が頑張って走っている姿で、明るい気持ちを届けたい! 塞ぎ込みがちな世の中から“EXIT”してやろうと考えています。任せてください!」と意気込みを語った。

発表を見届けた内村から「今回はリレーではなく単独で走るということで相当過酷だと思うけど、走りでみなさんを元気づけてほしいと思います。ただただ、ひたすらにゴールを目指して、頑張って!」と、エールが送られた。

1992年(第15回)以来、長きにわたり『24時間テレビ』の風物詩だったチャリティーマラソン。今年のチャリティーマラソンは、ランナー1人によるマラソン企画での挑戦となる。走る距離など詳しい挑戦内容は後日発表される。

兼近のコメントは、以下の通り。

■兼近大樹
今まで何かを成し遂げたことがなかったので、テレビでやりきる姿を色んな方に見てもらいたいです。チャラい見た目のやつが一生懸命に取り込んでいる姿を見ていただき、全力で走り切って皆さんに勇気を与えたいと思います!運動はあまり好きではなく、走ること、疲れることはなるべくしないように生きてきたので、あえて苦手なことに挑戦したいと思います。ただ、マジ疲れている感じは出したくないので、なるべくいい感じで、元気に、心地よく、走り切りたいと思います!
24時間テレビの歴史、これまで繋いできたバトンを汚さないようにしっかり走りたいと思います!