嵐の二宮和也が、29日に放送されたラジオ番組『BAY STORM』(bayfm/毎週日曜22:00~22:30)に出演。現在放送されているドラマ『マイファミリー』(TBS系/毎週日曜21:00~)の裏話を明かしたほか、共演者とのエピソードを披露した。

二宮が主演を務める同ドラマは、姿が見えない誘拐犯に立ち向かう家族を描く“ノンストップファミリーエンターテインメント”。リスナーから撮影の裏話を聞かれると、「そんなにないですよね」と話しながら、「やっぱりみんな上手いし。多部ちゃんと賀来くんと岳ちゃんと私と、蓮佛ちゃんとかもそうだけど、あそこらへんの世代は、本当にみんな相性がよくて」と同世代との共演が楽しい様子。「芝居をしていても、本当にすんなり決まるから。まあ、言ったら楽なんですよね。だから、あそこらへんとずっと一緒に物事を転がして動かしていきたいんだけど」と、多部未華子や賀来賢人、濱田岳らとの撮影現場を振り返った。

一方で、話が進むにつれて、共演シーンが少ないことを明かし、「鳴沢さんだけがすごい出てくるようになるから、もったいないなと思ってるんですよ。後半戦が」「なんか、“鳴沢さんだけにしてください”って犯人が言うから……」と吐露。「後半戦は一人なんですよ。だから、つまんないなぁと思っていつも現場にいます。もっと色んな人がいたら楽しいのになって。楽しかった日々があるがゆえにさ。みんなで、ヨーイドン! ってやって、良い感じにまとまった感覚とかが。一人でずっとやってるから、なんかつまんないなぁと思って」と正直な気持ちをぶっちゃけながら、「観てる人たちはハラハラドキドキするでしょうし、そういう流れになってるんですけど」と続けた。

「今は携帯電話で、謎のお姉さんとしゃべってるだけ」だという二宮。同ドラマの誘拐犯は、機械的な音声を使って交渉しているが、「“お風呂が沸きました”の人なんですよね? あの人。だから、たいがいの家の人が聞いてる声なんですって」「あと、初期の頃のカーナビもあの人だって言ってたから、だいたいの人が聞いてるみたいな。だから、初めてじゃない感じが怖いみたいな演出なんですよね」という裏話を披露。さらに、電話の着信音についても、「みんな同じ着信音」なのが気になっているようで、「なんでみんな、“あっ、俺じゃない”ってことにならないんだろう? って、いつも不思議なあの展開(笑)。あそこがちょっと抜けててかわいいですよね」と楽しそうに語っていた。

そしてこの日は、「『マイファミリー』の余韻で、“ベイスト”への切り替えができない」というリスナーのお悩みも紹介。ドラマ放送後、すぐに同番組がスタートするため、多くのファンが同じ悩みを抱えているようで、「確かに観てる人からすると、混乱するのかもしれないですね」と納得の声。一方で、「僕はまったく別人格だから、何にも気にならないですね。だって、ドラマのキャラクターと本人が混在するようなことって……」「声質だってテンションだって全然違うのに。しかも、こっちは動画ないんですよ。それなのに、気になるものなのかな?」と続けながら、「疲れちゃってもしょうがないから。今は『radiko』も『TVer』もありますからね。自分の観やすい環境で、聴きやすい環境で過ごしてもらいたいですね。どうせだったらね」と、リスナーにメッセージを送っていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。