嵐の二宮和也が、15日に放送されたラジオ番組『BAY STORM』(bayfm/毎週日曜22:00~22:30)に出演。嫌いなものに対する考えや、自身の性格について赤裸々に明かした。

この日、「嫌いなものへの熱量を減らしたい」というリスナーからのお悩みに対し、「嫌いなものへの興味を減らしたいっていうことですよね? でも残念ながら、そっちに興味があるっていうことですよ」と、キッパリ答えた二宮。「だから、嫌いなものでもなんとか頑張って納得するしかない。納得できないから、“何で?”ってなるわけですよ。好きなものと同じように興味を持っているから、納得いかない結果が出てると、面倒くさいとか、しんどいとか、嫌いとかになってくる」と、リスナーの悩みを分析した。

一方で自身は、「均等に興味がないから引っかかってこない」「嫌いなものに興味をまったく持たない」タイプだそう。「そもそも世の中にあるものに対して、すべてほぼほぼフラットな状態でいつも考えていて。興味を持つものは、基本的に好きなものになっているから」と話しつつ、改めてリスナーに対し、「嫌いなものに興味を持たないのが一番ですよ。世の中の物事に、あんまり興味を示さないのが。それでも引っかかるものは、絶対に自分が興味あることですから」とアドバイスした。

そんな二宮は、他人の連絡先について、「連絡取らない人は入ってない」「時節のあいさつをする人しか入ってない」と言い、アプリなども不要なものはどんどん削除することを告白。ニュートラルに考える性格のため、嫌いなものに囚われることに対し、「逆に、本当にすごいなって思っちゃうもん。嫌いなものに興味を持てるっていう、そのバイタリティがすごいなって思っちゃう」と吐露する場面も。番組スタッフが、「嫌いなものから見つけられるものがあるかもしれない」と話すと、「それが多分、この子の経験則であるんだろうね」と納得の声を上げた。

さらに、“好き嫌い”の判断について、「めちゃくちゃ好きな人が、自分のめちゃくちゃ嫌いなことをやってる可能性もある。それを共有できるかできないかっていうことなんだよ。でもそれって、自分の嫌いなものを好きになろうとしてる努力じゃなくて、自分の好きな人の好きなものを知ろうとする努力なわけじゃん」という考えを提示した二宮。「好きも嫌いも、自分の主観だけで突き進むと案外偏ってて……。俺は偏ってていいと思ってる人間だから、主観だけで切り捨てていくんだけど」と自身の生き方についても分析し、「だから、みんなから変がられるじゃん。“また変わったことを考えてますね”ってよく言われるじゃん(笑)。これが主観で進み続けてきた結果なわけよ」と、冗談っぽく笑っていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。